毎日毎日新型コロナのニュースばかり、世界中に広がったので、このニュースを取り上げるのは
勿論わかります。
このニュースを聞いていて、症状が軽い人は家で養生してほしい、病院に押し寄せると大変なことになる、
とのことを度々聞いているが、症状が軽いというのは誰が判断するのでしょうか?
それを私のように独り住まいの人はどうするのでしょうか?
と考えていましたが、そういえば・・・私が小学校5,6年のころだったでしょうか?
もうず~~~~と前のことですが、思い出しました。
私が熱を出し、学校を休んでいる時喉が痛くて、中々熱が下がりませんでした。
母が私の喉をみて、いきなり奥の部屋に布団を動かし、とにかくほかの弟妹と引き離されました。
実はジフィテリアだったのです。病院にも行かず、喉が真っ白になっていて、熱も下がらず妙に母が
真剣に人払いをしていたのです。
ジフテリアという病気は今では余り聞きませんが、勿論病院に行ったら隔離されます。
それを察知した母は一人で判断したのだと思います。その喉の状態が10日ほどで
治ってきたのですが、その間おかゆを差し入れてくれて私はただただ寝てたのです。
今回のコロナ騒ぎをニュースでみて、母が法定伝染病の私を隠し続けてくれたのです。
今みたいに感染者の年齢を知らされると、その年齢が致死率に達しているので、
掛かったら、あの少女の時のような母がおかゆを持ってふすまをそっと開けてくれる人は
いないのだなぁ。
妙なことを思い起こさせてくれています。その時以来私はお粥が大好きです。