銀座のお寿司屋さんで弟研一の誕生会がありました。
今年77歳だそうですが、私は自分の年を確認したくないので、誕生日をそっと迎えたのですが、
彼は年齢なんて関係ない人なのね。
70歳を過ぎてからは自分の年を考えないようにしてきましたが、
今コロナウイルスに感染したら「中央区の高齢女性」と書かれるのは死んでも嫌。
まだ、デパートに行ったら、ブティクに行ったら、欲しいものがあるうちは老齢とは書かれたくない。
欲しいものがないという心境になったら、もういいかも。
ただし、今癌を宣告されたら、絶対に治療はいらないし、痛みだけ取ってもらえば、
神様が下さった命を使命として迎えを待ちます。
以前に癌を宣告されて、国立がんセンターで手術をしましたが、あの時は50歳、
今ほど癌に対して情報もなく、一気に手術をしていただきましたが、
もう研一より1歳年上の人間として充分に生きてきたとおもうのですよ。
父は72歳で亡くなり母は97歳過ぎまでいきましたが、両親とも思いっきり見守って
あの世に行ったので、、、、こういう話は娘が大っ嫌い、「ママが死んだら・・・」
というフレーズを言うと「そういうばばぁは長生きするのよっ!」と聞いてくれません。
研一は無事に喜寿とやら、好きなお酒を持ち込んでご機嫌でした。