マンハッタンに住んでいるアイリス・アプフェルは94歳の現役ファッションリーダー。
素敵に楽しく生きる”極意”世界中のクリエイターから愛され、NYカルチャーシーンに影響力を持つ実業家。
彼女の物語というより実際は彼女のドキュメンタリーでした。
物語はあるようでない、しかし、94歳まで現役のファッション・コーディネーターを後ろからカメラが追いかけているのですが、
信じられないほどアクティブなおばぁさん。
色使いがものすごく上手、人がなんと言おうと自分の好きな服を着て、アクセサリーも大振り。
マンハッタンの57丁目にあるバーグドルフ・グッドマンというNY一の高級デパートのウインドウも彼女のコーデネート。
人が「アッ」というほど鮮やかな色使い、でも彼女がその恰好をしていても違和感なし。
この年齢にはこんなファッションという型にはまった日本のコーディネートは、彼女に言わせるとつまらないのでしょう。
アイリスを真似できそうにありませんが、私も常々人は何と言おうとトンチャカない、と自任していますが、
今日のアイリスは大いに参考にさせていただきます。
あのジャクリーン・ケネディーや歴代大統領を顧客に持ち、ホワイト・ハウスの内装を任された。
この映画有楽町のビッグカメラの8階でしか上映していない単館ものですかが、ファッション関係の方は
ぜひご覧になることをお勧めいたします。人生の達人に会いに行こう。元気が出ます。