2016年版のメトロポリタンオペラが東劇で上映されています。
今日は母の病院に行かなくてもいいと急きょ決まったのでぽっかり一日空いた。
昼間マンションの下水掃除に来る予定だったので、その作業が終わるのを待っていたら2時の開演に間に合わなくなり、
夕方6時半からのを観に行きました。
こういうオペラなんていうのは趣味が合わない人と行ってもつまらないから・・・かと思うのですが、
案の定一人客がほどんどでした。
私もNYにいたときは何度か観に行きましたが、オペラというと構えて行くし、ドレスアップもそこそこ気にしなくてはなりません。
そのうえチケットがバカ高いし、イタリア語だし、わかったような判らないような顔して観るのも何だかなぁ。
ここ東劇でのオペラは字幕付き、楽屋も見せてくれるし、主役のインタビューもあるし、3600円と普通の映画より高いですが、
NYのMETに行くことを考えるとお手軽に楽しめます。
今週は「トゥーランドット」が今日から始まりました。
トゥーランドットといえば荒川静さんのイナバウワー、このストーリーが中国北京が舞台だったなんてまったく知りませんでした。
トゥーランドット姫と異邦人のロマンスです。
「誰も寝てはならぬ」というアリアはこのオペラの聴かせどころ、マルコ・ベルティーというテノール歌手が歌いあげていました。
3時間16分、それこそ”誰も途中で帰っていません”でした。
やはりこんな出し物は好きな人しか行っていないのです。