モーガン・フリーマンとダイアン・キートン主演「眺めのいい部屋売ります」を観てきました。
毎日病院通いをしていたので、今日は藪入り、一日好きなことをしていました。
朝からクローゼットの片づけと少し春らしい服を出して・・・その後築地に研いでもらった包丁を取りに行き、映画を楽しみました。
ニューヨークというと観てみたいと思う私ですが、今回の映画よくできたストーリーでした。
落ち着いた夫婦がウオーク・アップの5階に住んでいて、そろそろ階段が辛くなっている。
勿論3階でも大変なのに5階まで階段というのはものすごく大変だと思います。
一大決心をしてこの部屋を売りに出すのです。
内覧の新聞広告を出すところから、姪の不動産やが労をとるのですが、その悪どいこと。
絶対に売って見せるというNYでよくいる不動産屋さんの風景が物の見事に描き出されています。
入札方式で、売るのも買うのもドタバタになりがちですが、その辺のところは笑えます。
まず、今住んでいるアパートがいくらで売れるのか、それによって次の買うアパートの値段が決まってきます。
モーガン・フリーマンは勿論名優ですが、ダイアン・キートンの落ち着いたおばさん風が素敵でした。
恋愛小説家で彼女の良さは最高でしたが、今回の映画もとても素敵です。
ただ、今日は土曜日ということもあり、12時45分の2回目の回は満員でした。
私は一人で行くので何とか席が取れましたが、思ったよりヒットしているのだなぁ。
とにかくNYで不動産を1件でも扱った人は思い当たることが多く、その描写の鋭さに大笑いしてきました。
ブルックリンから観るマンハッタンの景色だけでも価値ありでした。