「徹子の部屋」が明日からお昼の12時に移動するっていうことで、今日が最後のゲストでした。
西郷輝彦、三田明、舟木一夫の大昔の御三家が出演していた。
とっくに65歳を過ぎている彼らの話は時代がわかって面白かった。
彼ら3人が揃って全国ツアーをしているとのこと、その様が映し出されていましたが、ショッキング・ピンクの衣裳で結構観られるのです。
音もしっかりしているし、勿論年はとっていますが、今のヘナチョコ歌手なんて及びもつきません。
三田明って整形し過ぎ?じゃないかと思いますが、みなさん愛らしい感じで観ていて晴れ晴れしました。
あの時からのファンはお金も持っているし、時間も山のようにあるし・・・・彼らの追っかけをしていても危なげがない。
数年前新橋演舞場で土田早苗さんと船木一夫さんが共演することになり、一度観に行きましょう、と誘われました。
その際新橋演舞場で見た光景は忘れられません!
船木ファンは劇場を満員にするだけじゃなく、通路にも補助椅子が出ていました。
そして、そして、あの高校生の詰襟を着て、直立不動で「高校三年生」をお歌いになりました。
きゃ~~~という奇声と共に嬉しそうな高年の女性たち、幸せな時だったのでしょう。全員”立”の様は見ものでした。
私と早苗さんは椅子に座ったまま「凄い」の一言、何だか気恥ずかしくなりましたが、ファンたちは大まじめでした。
11年前築地に住んでいたころ、よく新橋演舞場の前を通り過ぎると、船木一夫さんの公演の劇場から「出待ち」している
おばさんを見かけました。
私は知らなから「何かあったの?」と聞くと「船木さまが劇場からでてくるのよぉ~~~~」と大きな花束を持っているおばさんたちを何度も見かけました。
40年前の歌でここまで愛しんでくれるファンって有り難いですよね。
多分三田明さんにも西郷輝彦さんにも同じようなファンがいると思いますよ。
昔はお互いのファンが仲が悪かったが今は3人を温かく応援してくれているって、3人ともいい顔していました。
小原孝ファンも同じような人たちがいます。朝一番列車で東京まで来るファン、10時間も寒空で待っているファン、ファンって有り難いですね。