ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場で開演された(2018年12月15日)のオペラがもう東劇で観ることができます。
「椿姫」は主役は肺結核で亡くなってしまう物語なのですが、ヴェルディの有名な「乾杯の歌」が挿入歌で、
劇が始まって早々にこの有名な曲が歌われます。
一幕づつ主役や指揮者のインタビューがあり、今回のはイタリア語でしたが、字幕もついていて、
素晴らしいです。
オーケストラも昨年指揮者がセクハラで首になり、今回はケベック出身の若い指揮者に代わり、
音楽的にも素晴らしいかった。4時間近いオペラですが、NYメットの劇場は5階までありますが、
どの階も満員でした。あのカーテンコールは劇場で観たら感動で泣いちゃうかも。
3月は「カルメン」が公開されるので、また楽しみにしています。
パリの社交界で主役を張っていた病身の高級娼婦が巡り合う、その行く手を遮る悲痛な運命物語でしたが、
今では考えられない肺病で主役が死んでしまうって、ソプラノDダムラウとテノールのフローレンスが
素晴らしい声で歌い上げるこの「椿姫」見ごたえと満足感で幸せ。