昨日封切られた「マイ・インターン」休日の最後の日に観るにはうってつけの映画でした。
まず、ロバート・デ・ニーロが中年いや壮年設定は70歳で再就職をするお話し、こんなおとぎ話は
ほぼ現実にはないのが当たり前ですが、彼は可愛いおじいさん役でした。
アン・ハザウエイは凄く綺麗「プラダを着た悪魔」で俄然有名になった女優さんですが、
今流行りのブルックリンで彼女が起業するテンポの速い映画でした。
何も考えずに笑える、観れる、肩が凝らない、景色が綺麗、頭をからっぽにして観るには打ってつけの
映画でした。
アメリカ人も中年が再就職するのに今の時代についていくのが大変なのはご同慶の至りですが、
履歴書もビデオどりして持ち込むのです。
それにあたふたするようでは再就職はかなわないとはやはりデニーロと同じ年齢の境遇では
笑ってばかりいられません。
こんなうまい話は「ない」ですが、それでも万国共通の壮年が就職できる境遇を取り上げている
映画の造りに「うまいなぁ」と感心しきりでした。
日本でこの手の映画を撮るとすると、何だかしめっぽくなりそうですが、
ここはイタリア系アメリカ人のデ・ニーロは打ってつけでした。