私が滞在していたアパートの2階に住んでいらしたケイト・スペードさんが自殺されたって、銀行の方から
お電話いただきびっくりしました。
私は今回もパーク・アベニューに住む友達のアパートに宿泊させて頂いていたのが、ケイト・スペードさんと
同じアパートだったのです。
夕方ブルックリンから帰ってきたら、何とアパートの入り口にたくさんのメディアが詰めかけていて、
私たちにもインタビューされそうになったので、下を向いて急ぎ部屋に入ってしまいました。
以前からこのアパートの二階にケイト・スペードさんが住んでいるって聞いていましたが、
まさか滞在中にこんな事件を知ることになるなんて。
まだ55歳ですよ。しかも15歳になるお嬢さんもいて・・・数年前からうつ病だったとか新聞に出ていましたが、
24年連れ添った夫から離婚を求められていたらしい。
彼女はミズリー州カンザスシティーで生まれて、NYのFITに学び、女性誌の編集者を経て、
1993年に夫と「ケイト・スペード・ニューヨーク」を設立、バックなど独特な色彩で世界的な人気が
あったが、最近このブランドをコーチに売ったとか。
ただ、ここに長く住んでいる友人に言わせると「前日も会ったけど、にこやかにハァイ~」と挨拶してのよ、
とのこと。
自宅寝室で自殺、お手伝いさんが朝10時に来て見つけたのだそうです。
玄関には私が帰る日まで毎日新しいお花がファンから届いていました。合掌。