父の命日を覚えているので、白楽でバラの生花を買っていきました。
私はバレンタインと言えば父の命日、父の棺にキスチョコを何個か入れたのを思い出します。
母は一日でも未亡人をしてみたいと言い続けていましたが、何とかれこれ30年ほどメリー・ウィドウ生活。
呑気な後家さんというのでしょうか?良い子3人!に大事にされて、こんな老後は私たちにはないだろう。
母が好きな手巻き寿司を築地で買った中トロと鯛、本物のわさびで楽しんだのですが、
こういう簡単手巻き寿司もあっさりと美味しいです。
これと蛤の潮汁で、父の命日を覚えました。
対馬出身の父と横浜の母とが出会い(本当に15分の見合いで)こうして老後を過ごしている母の人生は
どんなものなのでしょう。
今日母がコーラスをしていた時の友達がチョコレートを持ってきてくれました。
そのおばさんと話している会話が壊れたレコードの如く、同じ話で「あぁ、年寄ってこんなになってしまうのか」
と我が身に置き換えて、引き締めなくてはと強く思ったのでした。
そう、そう、今日も東白楽のお風呂屋さんに妹と行きました。
丁度サウナから出てきたら、若い女性がシャワーを使っていて、その女性が「バターン」と頭から倒れたのです。
まるで木を倒すように。頭をしこたま打って、動かなくなりました。
私たちは裸のまま、脱衣所にあるホーンで「女性が倒れました!!」とSOSを。
男の人が入ってくるわけにはいかないのでお風呂屋さんの奥さんが来て、「大丈夫ですよ」とえらく呑気なのです。
ぴくりとも動かないので、死んじゃったのでは?とドキドキしましたが、
タオルで包んで脱衣所へ。脳震盪をおこしていたのか?
帰って母に言ったら「テンカンじゃない?」ですって。
その女性数分後には起き上がれて、携帯をいじっていましたが、まったくもう驚きました。
こういう症状に慣れているらしいお風呂屋さんの奥さん、肝っ玉が据わっていて凄いわ。