最近妹が貸してくれた「内館牧子」さんの「女の不作法」という文庫本を読んだ。
古いもう思い出したくない男性の振る舞いを思い出して・・・言葉は悪いけど”胸糞悪い”経験を思い出した。
財布を出さない男性、妙齢?な女性3人を誘って割り勘にしたあの時のショック!
別にご馳走になりたくて行ったのではないのです。
私の友人が台湾に居て成功している男がいて、ぜひいらっしゃいというので行かない?
と誘われて、まぁ、知らない人じゃないから行くか、と飛行機に乗って行きました。
もう3~4年前です。お招きほどじゃないけど今回はその方に会うのも1つの目的でした。
お土産何にする?とこちら側女子3人は結構気を使ってその場に臨みました。
場所を指定してきたのはその人が経営しているレストランでした。
客は私たちのみ、コースで日本料理らしきものが出ました。お酒も指定されたもの、
私はビールしか飲めないので、ビール1~2本、連れの2人は言われるままにワイン、
さて、お勘定の時になったら、4人(誘った彼の分が入っていたか、忘れた!)一人2万円くらいの
請求書が目の前に・・・私はその人にご馳走になるほど親しくないので、このお勘定は
誘った彼が全部ご馳走してくれたら、悪いなぁ、連れの2人は昔から仲が良かったのです。
散々気をもみながら食べました。ご本人は平気な顔して私たちのクレジットカードの精算を待っていました。
そんな体験をしたので、連れの二人がその男性を凄い人、仕事出来る人と持ち上げていたので、
え、え、え?女性3人を台湾までいらっしゃいと誘いながら自分の店にセッティングして、
お勘定をそのまま請求するんだぁ~~~びっくりと同時にあの光景はどうしても私の頭からぬぐえないの。
内館牧子さんも今回の本に書いてあります。同じような光景で男性が会計の時、
「今日は割り勘な」って言って女性軍はドン引きしたって。
勿論彼女も社会人として生きているので、その埋め合わせなんてちょいちょいでしているだろう。
だけど・・・男の矜持はどうなっているのか???最も矜持もへったくれもないかも。
しかもご自分の店ですよ、料理が出るたびに自慢していましたが、
私は台湾というとすぐにその時の光景が浮かびます。
女には出させないというほどカチカチにする必要はありませんが、ものすごくしらけた。
男性が女性に奢るものだというほど野暮ではありませんが、台湾まで3人の女性を誘っていて、
自分の店に連れて行き、3人に別々に請求書を提出した御仁は一生忘れないわ。
「ここのお勘定私にも・・」と言ったら「そう、じゃぁ次ご馳走になるね」くらいにしたら、
「あぁ、近々また食事を誘ってもいいんだ、今度は自分がご馳走しよう!」と嬉しくなるじゃないですか。
男性のケチは女性は案外覚えているものです。一生忘れないかも。