最近この広告コピーが気になって仕方がない。
丁度50歳くらいの中年の息子、娘らしき人が親に電話をするコマーシャル。
「ねぇ、かぁさん、先日見た浅草浄苑のお墓、いいお墓だったけどどう?」てな
電話です。勿論コマーシャルに角立てても仕方ないけど生きている親に向かって
「いいお墓だからどう?」と聞くのも何だかなぁ。
このコマーシャル聞くたびに「よくそんなこと電話であっけらかんといえるなぁ」
これだけ心に響くのは身に染みて感じる年になったからか。
それでも生きている親に向かって「あのお墓いいよ、かぁさんどう?」と聞かれても
何だかなぁ。
あのコマーシャルを見るたびに「あぁ、しばらくお墓参りに行っていない」と心が痛むのですが、
あそこ迄直球を投げられて「あそこはいやよ」とか「もう少し景色が見えるところがいいわ」
温泉が近くないと、とかサウナが欲しいなんて私なら言いそう。
骨になったらどこでもいいのよ。わがまま言えないんだから。
余りに直球すぎるから私がそのたびに「グサッ」と来ます。
広告のコピーの勝よね。