バレエを習っている人、もしくは多少でもお稽古に行った人はこの世紀のプリマドンナを知らない人はいないだろう。
おん年73歳!!ずっとバレエ界をリードしてきた森下洋子さんです。
バレエが凄いというより、神ががったバレリーナーです。
昨日神奈川県民ホールで森下洋子さん主演「くるみ割り人形」を観てきました。
先週ロシアのバレエ団のを観ましたが、勿論音楽はくるみ割り人形そのものですが、二つの
バレエの解釈は多少違っていて、同じ週に同じ出し物を観たので、面白かった。
何が驚いたか、森下洋子さんは指導者だけかと思ったら何とトウシューズを履いて
ずっと舞台に出ずっぱり、勿論主役ですから・・・
それでもバレエ団を主砲するご主人の清水哲太郎さんの演出、ご夫婦そろって第一線におられるのは感動しました。
森下洋子さんの細い事、男性バレリーナーが抱えるのは楽だと思いますが、神がかっていました。
女の子だと大抵初めにバレエを習わせるのよね。だけど最後までバレエを続ける人は0.01パーセントじゃないかしら。
それにしても凄い今年の「くるみ割り人形」は2回も見られて、コロナ騒ぎでNYに行けないボヤキが
こんな素敵なチケットをプレゼントして頂きました。感謝、森下洋子さんのバレエを観られるのは
本当にラッキーでした。神がかりのプリマを応援していきます。
もう、年だからなんて言ってられない。彼女を見習ってエネルギーがわいてきました。