BSのプロファイルという番組でジャックリーヌ・ケネディを取り上げていました。
ケネディー大統領が暗殺された日はよ~~~~く覚えています。
まだ、私が丸紅のOLをしていたころ、日比谷公会堂で研一が所属していた早稲田交響楽団の
演奏会が開催されるという日でした。
果たして世界中が凶弾に倒れたケネディー大統領の喪だし、演奏会が中止になるかと案じながら
日比谷公会堂へ行ったのを覚えています。
それから彼女はギリシャの富豪オナシスと再婚し、オナシスの娘と遺産相続で裁判をし、
大金を得、その後NYへ戻り、50数才で出版社に勤務し、マイケル・ジャクソンの自伝などを手掛けたって。
その後結婚はしなかったけど、最後までボーイフレンドはいたらしいけど・・・・
たぶん私が彼女を観たのはその頃だったのね。
私の恩師大野一雄先生がマーサ・グラハムさんが亡くなった時、追悼の踊りをささげにNYへいらした時
劇場でジャックリーヌさんが私の一列前に座っておられました。
黒いタートルのセーターとタイトスカートでしたが、それは、それは、輝くほど美しかった。
年齢はたぶん今の私くらいかなぁ、エナメルのぺったんこの靴と小さなバックを脇に抱えて、
でも、凄いオーラで異彩をはなっていました。
その時の踊りはすっかり忘れてしまいましたが、あの時のジャックリーヌさんのたたずまい、
彼女のことが話題になるたびに後光がさしていたのを思い出しております。
今ご存命だったら90歳です。