今回亡くなられた女優川島なお美さんのご主人、以前は菓子職人(最近はパテシエと言うらしい)鎧塚俊彦さんを
見直しちゃいました。
川島なお美さんという人を余り女優として見ていなかったような気がしますが、ワインのことでは
いつもメディアに取り上げられている細いきれいだけど鼻っ柱が強そうな人だなぁと感じていました。
今回胆管癌で亡くなられたが、先ほど出棺の中継を偶然家で観ていた。
喪主の鎧塚さんの人柄なのでしょうか、「彼女は女優でした、最後に拍手で送ってください」と。
弔辞を読んだのも林真理子さんと倍賞千恵子さんだったのがよかった。
本当に仲良くしていた女性が凄く感動する送る言葉だった。
54才で亡くなるって本当に早い、それだけに祭壇の写真も女優だったのが大いに効果があった。
鎧塚さんの挨拶の際スタンディング・オベーション風に拍手で送ってというお願いだった。
この感動は昨今の葬儀の新しいスタイルかなぁ。
ただ、普通の人生を送った人に「拍手で送ってください」なんて喪主から言われても
その死を喜んでいるみたいで、可笑しなことになってしまいます。
鎧塚さんがデコレーションの最後を仕上げて箱に入れるイメージならOKですが・・・
一般の人には不似合いですが、今日の川島なお美さんの葬儀には思いのほか涙が出ました。
鎧塚さんの優しい人柄が滲んでいました。
同じお墓に入りたいから再婚はしないで・・・という遺言されたってことですが、
彼はまだ40代後半ですよね、ストップサインは彼にはプレッシャーでしょう。