20年前に封切りされた「海の上のピアニスト」が復刻版で今、角川シネマ有楽町で上映されている。
勿論20年前も観ましたが、今回は画像も素晴らしく、イギリスのサザンプトンからNYまで、1900年頃に
移民をする人たちの姿がとてもよく描かれています。
勿論特権階級の人は夜な夜な船上でパーティーに明け暮れますが、身分の低い人たちは3等船室で
二段ベットです。
私はNYからロンドンのサザンプトンまで乗ったことが有りますが、その時は5泊でしたが、
当時はもっと日にちがかかったと思います。
当時アメリカに渡っても生活できるかわからない移民の人が一人の男の子を船内に置き去りにして、
ボイラーマンに拾われて、船内で一生を過ごすピアニストの話です。
全編ピアノが素晴らしく、私はあの航路を数回旅しているので、とても懐かしい思い出があります。
ビッグカメラ(有楽町)の8階です。
さて、私は今の年にこのコロナ禍が襲ってきて、先が見えているのに一日がもったいない。
江戸時代の貝原益軒という儒教者が「常に日をおしみて日々を暮らす」といわれたそうですが、
まさしく日々を惜しんでいる日々、もし今50歳くらいだったら、この一年を棒に振っても
仕方ないかと思えますが、先がないので焦っております。日々が惜しい。無為に過ごせない!!