土曜日は大抵予定がない。前回ヒューマントラスト有楽町に映画を見たとき予告編で「COLD WAR]の
予告をしていました。今時モノクロでしかも冷戦下のポーランドが舞台とあって暗そうだなぁ~~~
ところが映画評には絶賛、アカデミー賞にもノミネートされている、カンヌも監督賞を取ったって。
暗い映画でしたが、何しろショパンの故郷ポーランドですから、ピアニストと歌手の物語です。
その二人が亡命したり、残ったり、、ソ連に公演に行ったりと、ドキドキする映画でしたが、
あの頃のソ連や共産圏の様がとてもリアルに描かれていて、魅惑のポーランドでした。
冷戦下の息詰まるような危険を冒して亡命したり、つかまったり、時代に翻弄された二人の
想いは、味わい深いもの悲しさで、こういう映画が少なくなっている現代に
ま、私は心と五感を刺激されました。
こんな暗めな映画なのに満席でした。映画通!!がきているのです。
その帰りに銀座8丁目の金春湯で人心地。有意義な土曜日でした。
金春湯はサウナがないから少し寂しいわ。