先日テレビを観ていたら、今流行っている言葉がこの夫源病という。
こんな言葉許せない、散々ご主人に食べさせてもらって、子供の教育もしてもらって、のんべんだらりの主婦をして、ご主人が定年で家にいるようになったら妻に起こる病気だそうです。
夫が病気の原因だから、こういう名前がついたらしい。こんなこと罰があたりますよ。
私はオフィス街に住んでいるので、たまに朝早く駅に向かうことがあるのですが、男の方がマスクをしてポケットに両手を突っ込んで、ただひたすらオフィスに向かう姿を目撃しますが、本当に大変です。これも妻子を養うためですよ。
それなのに夫が会社に行かなくなった途端奥さんがこの夫が原因の病気にかかってしまう!のですって。
奥さんたちの気持ちはわかりますよ、でもね、自分の家にいて、居場所がないというのは余りにも可哀そうすぎます。
従って夫も奥さんを当てにしないでも生きていける友達や趣味、今までのスキルを生かして次の仕事をする、男性も少し自立したらいいと思いますよ。
昼飯なぁに?とか今日は何処へ行くの?とか、夜は何時に帰るの?という質問がうっとうしいのでしょう。
私が好きな日本橋高島屋の特選食堂にお昼行くと暇を持て余した有閑マダムが堂々とビールと鰻をオーダーして友達とだべっています。
旦那様はなるべく安いランチを求めて右往左往しているていうのに・・・
まぁ、仕事をしている時の旦那様の有り様も、そういう原因を作っているのは確かですが。
そうそう・・・一つ思い出したエピソードがあります。
私が「日和」という季節料理やを経営している時、ある男性が「うちの家内が一度大前伶子に会いたいって言っているから今度つれてきていい?」と。その日がやってきました。
その彼はとても素敵な人だったので、私はこの人に釣合うステキな女性なのだろうなぁ」と楽しみにしていました。
店に来ました、その方の奥様、何と申ましょうか・・・・「主人が日和と大前伶子の話ばかりするから一度見たいと思って」という言葉が第一声でした。
あちゃちゃ~~~当時まだ店でタバコが許されていた時、その旦那さんが煙草を取り出すと彼女も一緒に吸い始めました。
旦那様が行く贔屓の店にきての会話、タバコ、彼のイメージがすっかりダウンした瞬間でした。
勿論煙草を吸ってもいいのですよ、趣向品ですから。ただ、ご主人を立てるのに会話も凄かったし・・・対抗心丸出しで。
何が言いたいか?そうです、ご主人を立ててくださいということです。だいたいご主人が出入りしている店に行きたがる奥さんって余り素敵なひと「いなかった」と言うのが結論です。
日曜日の今日、銀座歩行者天国を歩いていたら仲が良さそうな?夫婦をたくさん見ましたが(あっ!夫婦じゃない人も交じっていると思いますが)平和な日本の風景でした。やたらテレビクルーがマイクを持って駆け回っていましたが、都知事選のことだったのでしょうか?
私にマイクが回ってきたら入れる人いないから「ドクター・中松」と言ったかも。