このところ病院行に1時間かかるので、本を読むことが多い。
昨日読み終わった林真理子さんの「野心と美貌」というエッセイは何度か笑ってしまった。
彼女は言い切っています。「初対面から引き付けられるという人はおしゃれな人」
おしゃれでない人に魅力的は人などいない、って。
彼女は物書きだから多少の誇張はあるでしょうが、何度もダイエットを試み、そのたびに挫折し、
素晴らしいブランドものを着ているのでしょうが、そう見えないところが林真理子の神髄。
服装をおざなりにする人は、自分に興味がない人だ。流行をくだらないと考える人は、頑な人だ。
おばさんたちのグループが、端からみていてどんよりした印象を与えるのは、みんな黒やグレイ、茶色を着て
ぼんやりとした長いスカートをはいているからだ。
どうせ、私なんか見てくれる人もいないし・・・
おばさんになりたくないという気持ちと、おばさんになればラクチンかも、という気持ちの間で揺れ動く、美魔女なんて、
嫌悪感しか思わないが、ダイエットどころか、最近は病院の帰りに妹と思いっきり外食している私。
だって~~~入院している整形外科の患者さんを見ていると、
ある日、足一本切断されて、寝かされえている。
元気で美味しいものが食べられて、政治の悪口や
芸能界の話を責任なく垂れ流していると、人生の後半だなぁと納得しながら毎日をすごしています。
あのような姿になっても生きていかなくてはいけないの?もし、私だったらどうするだろう。
おしゃれして美味しいもの食べて、好きなお風呂屋に行って、etc.
これも一応元気だから出来ることなのです。