楽しみにしていた映画「この国の空」は終戦を間もなく迎える隣に住んでいる男女の話。
あの緊迫したころに至っては少し無理がある物語ではありますが、谷崎潤一郎賞を受賞した高井友一の同名小説の映画化。
批評はそう悪くないので、しかも私が好きな長谷川博己が出演するので、もう少し面白いか、泣くか、心に響くか、
どれも期待できなかった。
画面がめっぽう暗くって、ストーリーも無理がある。
終戦ものだというので、たぶん泣くだろうとハンカチを手にしていましたが、期待外れ。
10日ほど前に観たテレビドラマ「レッド・クロス」が何倍も良かったので、
1時間半損してしまった。
長谷川博己はまぁいいとして、二階堂ふみという女優さんがめちゃへちゃ。ダンゴッ鼻、演技も主演するほど上手ではないから
セリフが聞きにくい、画面が暗い分もう少し華がある女優だったら何とかなったかも。
映画評で木村拓也主演の「HERO」が56点しか取れていないのに「この国の空」は72点なのでした。
このような評論家のいう事を参考には出来ないのでした。