数日前から番宣で松島奈々子と西島秀俊主演で赤十字の従軍看護婦のドラマが放映されるって。
私はスケジュール表に書き込んで楽しみにしていました。
松島奈々子は今から10年以上前に「100年の物語」という秀逸のドラマがありましたが、
あの時と変わらず今回のドラマも良いドラマでした。
泣いた、泣いた、特に中国に残された子供、残留孤児を扱ったものはこの時期よくドラマ化されますが、
今日のも明日の朝が怖いと思うほど泣いてしまいました。顔が脹れてしまうのでは?
最近特に親しくしている人が中国の方なので、歴史を振り返って、お互い戦争の傷跡を持ち、
戦争なんて何の得にもならない、血と涙、苦しみを国民全体で殺し合うことなのです。
安保の改正も今や他人事として捉えるのではなく、現実に私が生まれた年に第二次世界大戦が始まり、
4歳の時山口県富田というところで終戦を迎え、銃後の母として私と弟を守っていたのだなぁと
今日のドラマを観てもう一度振り返ったのです。
8月15日の終戦も知らずに中国に残された人たち、その後襲ってきたロシア、
朝鮮戦争といったい何を残したというのでしょうか?
中國の人たちが買い物に扮そうし、銀座を圧巻していますが、果たして何人があの戦争を思いだしてくれるのでしょうか?
地球上に戦争が無くなるということはありませんが、少なくとも70年間の平安を感謝。
さて、土、日と平穏に過ごしたのですが、
土曜日の朝8時に家を出て、日比谷線に乗ります。
7つ目の駅が六本木、ココから乗ってくる乗客にはびっくり。
多分朝まで飲んでいたのでしょう。アルコール臭がプンプン、しかも女の子ですよ。
お化粧ははがれ、股をひらいて座る、いぎたなく寝る、中目黒に到着しても降りられないほど酔っぱらって、
若い子ですよ。
どんなうちの子なのか、私の方がドキドキしてしまいます。
あぁぁ、男性が前に座っているのだから、同じ女としてぶっ飛ばしてやりたいと思いながら、
朝から腹をたてているのですよ。
ま、電車でお化粧は見慣れましたが、たいていこの手の女はブス。
ハンドバッグが大開き、次々に塗りたくっていますが、電車と自分の家の化粧台と区別がつかない。
コンビニの海苔巻、お稲荷さんを食べている人、携帯に釘つけの人、
電車で朝から人間ウオッチングしていたら、疲れてしまいました。
その上母がボケをかましてくれるので、もっと疲れました。
20年くらい前に死んだ母の友達を”一か月前に・・・・”刈谷さんが死んだって、
「おかぁちゃまぁ、その方もう20年前でしょう??」と言ったら「いえ、最近よ」なんて
世の中疲れることばかりです。こうして土日が過ぎていきました。
ただ、今日のドラマ、本当につらい内容でしたが、心して観る価値があったと納得。