あれから1か月半、いよいよ百合子は横浜霊園に納骨されてしまいました。人間ってはかないわ。75年の人生でしたが、私は5歳上の姉として我が家では長女の役目をしていました。昨日は弟の研一一家と私と娘で彼女の骨を父母が眠っているお墓に入れました。これで10月21日にあっけなく亡くなった妹の一連の行事が終わりましたが、私はまだ、夕方妹からメールなり電話がないのが寂しく思いきれていません。今年もあと半月、新しい年がどんな年になるか、今まで母が亡くなってから6年余り、余りにも妹と旅行や食事に行った思い出ばかりで、どういうお正月になるやら。
今年の暮れはとにかく荷物を少なくする、部屋の片づけ、妹の家の始末を済ませて実感したことは、持って死ねない。デパートや繁華街が近いと言っても要らない物は買わない、場所はお金、部屋を片付けて、死後次の娘に2日ほどでバトンタッチできるのが理想です。
これだけ片付けていると思っていても、先日から我が家のガラクタも10袋くらい捨てました。捨てるコツは、袋に入れて1か月余り部屋の外側にあるトランクルームに入れて置き、それを二度と開けないでそのまま捨てる。開けてしまうと、もしかして要るかもと又部屋に戻すと結局使わずにそのままになり、それが溜まるとゴミになります。我が家は中央区ですから土地の値段だってバカになりません。場所はお金と心得て広く使いましょう。