手を加えることで美味しくなるとは限らないが、
昨日実家で何年かぶりに天ぷらを揚げました。
写真を撮ろうと思っていたのですが、温かいうちに食べたいとがっついて、
「あぁ、美味しかった!あれ?写真撮るの忘れた!」てな具合で写真を撮る前に胃袋に入ってしまいました。
小さ目の車海老だったので、一匹で揚げるのは貧相だから、三つ葉を買ってきてかき揚にしました。
あとレンコンも。
まだ青いですが柚子が出ていたので、柚子と塩、丁寧に削り節で取った出汁で天つゆ。
椀は蛤の潮汁、母は珍しく完食。こんなに喜んでくれるのなら毎週作ってもいいです。
ただ、少人数で天ぷらやフライをするのはどうしても後の始末が大変なので、
天ぷらは天ぷら屋さんに行くというあんばいですが、こうして自宅で作る天ぷら良いものです。
正しい食事をしているところに問題は起きません、めんどくさいという心が人との絆を破壊します。
自宅でめんどくさい料理を作るというのは、どんな一流料理人が作る料理にも叶わぬ効能を持っているということを
実感したのです。油の始末なんて末端のことです。