この「くるみ割り人形」はクリスマス時期にしか見られない出し物で、娘が小さい時から
クリスマスシーズンになると決まって観に行ってました。その後NYに住んでいる時もクリスマスになると
必ずNYシテイィバレエ団のくるみ割り人形をNYシティーバレエで観てきました。
今は海外に行かれないのでたまたま見つけたキエフバレエで上演されるのを知りチケットを取っていました。
しかし・・・キエフバレエ団がコロナ拡大のため入国できず、その前に日本に来て上演していた
ロシア・クラッシック・バレエ団が演じることになり、観に行く我々はチケットの交換や再発行に手間は
掛かりましたが、それでも昨日は東京国際フーラムホールAで観ることが出来ました。
いいわぁ、やはり生のバレエ❣夢の世界へ。本来は子供対象の物語ですが、
生オーケストラで観るロシア人のバレエ、すべて忘れて楽しんできました。
如何にもバレエのレッスンをしているのだなぁと思うような女の子がたくさん来ていました。
私も子供時代はバレエに明け暮れていたなぁ、物になんかならないと思う(年取ってから納得)
が、それでもプリマをめざしていたのはケッサク。
あのトウシューズを履いてずっと回り続けるのはいいとこ30歳くらいまででしょうね。
あの人たち(バレリーナー)何歳まで現役でいられるのか、自分が踊ったみたいに疲れました。
でも、私の性格から言って、ずっとプリマと同じように頭の中は踊っていました。
夢の一日でした。オーケストラもフルで何ともいい気持ちでクリスマスが終わりました。
やはり音楽でもバレエでも本物は素晴らしい。外に出たら丸の内の街道はイルミネーションで
すっかりクリスマスになっていました。