



昨日のユナイテッド航空でNYに到着した彩花さんを家で食事を作って待っていました。私の時は4時間遅れでしたが、彼女はオンタイムだったとみえて、5時にはアパートに到着。
二人で久しぶりの家で食事。早めに寝ましょうと言いながら何となく積もる話を楽しみました。
今日は朝からNYの街を散策、まず彼女は地下鉄とバスの1週間を買い、57丁目まで行きそこから日本クラブの「陶芸コンテスト」の下調べ。セントラルパークの南の始まりから歩き、コロンバスサークル迄歩きました。その後ゼイバースの寄って一日の散歩は終わりました。彼女は靴が痛いとか、250ドルもする歩きやすいスニーカーを買って、快適だと喜んでいましたが、日本円で3万円くらい。高いと言えば高いですが、歩きやすいのが一番。NYは歩くことが出来ないひとには過酷な街です。
昔は絶対に行ってはいけません、あの場所で何かあっても行った人が悪い!と言われていた場所が様変わりして、日本のお姫様も住んでいらっしゃるところですが、まぁ、再開発と言われていますがやることがデカい!
見上げるビル群がどんどん建ち、坪田家の6男が新しい診療所で診察をする日に見に来ないか?と誘われて、朝行ってきました。まるで病院とは思えない最新式の病院でした。
帰りに新しいスパーマーケットに行ったらこれも凄い、広い、何もかもあります。嬉しくって1時間ほど散策、今日から陶芸家の彩花さんが来るので連れて行こう。
あの辺はITや宇宙や医療の最先端が入居しているのね。その辺でたむろしている男も女も若い!スーツの人も見ません。ラフに億を稼いでいると思われる人種なのでしょう。こうなると今までのダウンタウンの証券マンたちが古く思われます。
セントラルパーク85丁目から公園に入ると広場があります。今日はまだ復活祭のお休みとみえて子供たちがたくさん野球をしたりバスケットボールをしたりしてにぎやかなところです。ベンチに座ったら57丁目の高層ビルが見えていました。これから数日で名前が入るとのこと。
速攻で作成していただきました。私がいるうちに作ってくれると張り切ってくれています。こういう時デイビットは必ずお土産を持って行きます。彼はアメリカ人ですが、どうすれば彼らが動いてくれるか良く知っています。
前回は日本からのカステラ、今日はデイビットがニュージャージーの「みつわ」に寄って梅酒を買ってきてくれました。気が付くという事はいわゆる袖の下ですが、彼の作法を見ていると良くわかります。ペニンシュラーホテル前に車を止めて、ドアーマンにチップをサッと出したら1時間ほどは大丈夫です。しっかり車を守ってくれます。彼は地下駐車場に入れるのが嫌いみたい。見てないところでゾンザイニ扱われて傷だらけになるって。それより高級ホテルのドアマンを手なずけているのです。マンハッタンは本当に車が止めにくいのです。
5番街を後ろにして、メトロポリタンの美術館を左、85丁目の入り口から入り、少し丘を歩くと大きな広場とバスケットが出来る、又隣は野球が出来る広場です。その周りに6~7のチェアがあります。まだ、名前が入っていないのが4個くらい、その中で私が選んだのを決めてきました。
数日うちに出来上がるとのこと。思い立ってここまで速急に出来るとは、さすがデイビットの交渉力でした。
NYはやはりイースターが過ぎないと本格的な春にはならないのね。昨日イースターが終わり今日は抜けるような青空。朝余りにいい天気なので、14丁目の青空市に行ってみました。月曜日のせいか、売店はいつもより少なかったけどNYの北の方から農家の人たちが作った農作物を売っています。はちみつや牛乳、パン、野菜、花や肉もあり、新鮮だとは思いますが、旅人の私は見て歩くだけ。
青空市から1ブロックにある「ABCカーペット」という家具、家庭用品、絨毯、リネン類など、そこら辺の店にないようなおしゃれな物を売っている昔から好きだったので、未だ営業しているか行って観ました。昔は5階まであった店ですが、今は1階に家庭雑貨、地下に絨毯と売るものを限定しているみたい。でも、ここの商品は一味も二味も吟味されていて、どれも欲しい物ばかり。
帰りの荷物の心配さえなければ買いたいもの満載の店です。それと、日本の家のサイズが合わないわね。観るだけですが、心の洗濯になります。本当に素敵な店です。
坪田裕子さんには6人の男の子がいます。その6男はNY大学医学部卒の整形外科医で、今日始めてお会いしました。一番下で46歳とのこと、おかぁさんを見る目は優しい。
今日感謝祭のランチにお招きいただき行ってきました。食事が終わって総勢10人くらいでセントラルパークへ散歩に。
彼は一日40~50人の診察をしているらしい。その中で坪田裕子さんは6か国語が話せるので、息子から医学通訳をさせてもらっているらしい。日本人の通訳も度々あるって、お金が払えない人はボランティアも仕方ないらしい。息子がおかぁさんを見る目はとても優しい。6人良くも生んだものです。本当は女の子が生まれるまでと頑張っていたらしいけど6人まで男の子でもう諦めたって。
ご主人は15年ほど前に亡くなり、何度もお会いしていますが国際弁護士でした。亡くなられた時日本でも葬儀が行われ、当時富士銀行が音頭をとって盛大におこなわれた。私も故人を存じ上げていたので勿論出席しましたが、ずいぶん盛大な葬儀でした。
今日はめったに見ないいい天気で、みんなでセントラルパークへ。裕子さんのお孫さんたちは野球をして楽しんでいました。晴天では有りましたが、風は結構冷たかった。
通常イースターと言うとイースターハットで教会に行くのが習わし。昔より少なくなってはいますが、バスの中で見つけました。
明日はイースター、キリスト教の復活祭、街はウサギの飾り物が多い。日本に居たらイースター礼拝にでるのですが、ここは馴染みがないので、近所の教会へいってみよう。
ゴスペルは120丁目以北にありますが、一人で行かない方が無難だと思うので海老沼さんが来てから来週行こう!。ニュージャージーから観たマンハッタンもいいものです。
何となく予定がふさがってしまい、来週はいよいよ「NY-東京陶芸コンテスト」が始まります。石川県の大樋焼の大樋年雄先生もいらして下さり、4年ぶりの開催で参加者が何人いるか?不安ですが、全日空さんとティファ二ーが大スポンサーでしたが、開催する経営は大変です。
今住んでいるミッド・タウンのアパートの隣に「うおくに」という日本食やさんがあります。ここは以前「メグ」の店長をしていた横山公一さんが今マネージャーで私の食堂になっています。家食か友人との会食がない限りここで食事をしています。
来週つくばの海老沼さんが来るので2人生活に成りますが、今は一人、ネギもレタスも買っては有りますが、何だか毎日ここで食べるのも侘しいし。勢いつけてラーメンやカレーも買ってきてはありますが、やはり人を見ながら食べたい。そうかといってアメ食はそう毎日食べられない。先日ピザを2枚ピースで7ドル99セント飲み物付きというのが近くにあったので、買ってきて家で食べましたが、何だかピザを一人でぼそぼそと食べる・・・しかも2回も。
25ドルで凄く豪華なバラちらしが「うおくに」では食べられるので、やはりピザよりいいかなぁ。三浦さんは「NY生活」というミニコミ誌を出版していますが、彼の編集力は凄い。何度も取り上げて頂き載せて頂きましたが、彼は絵が凄くうまくNYの景色の油絵は抜群です。
食事をしていたら、全日空のNY社長さんがいらして、三浦さんにご紹介いただきました。また、今度の「NY-東京陶芸コンテスト」のスポンサーでもありますので、丁寧にお礼を申し上げました。
昨日迄寒くて仕方ないほどでしたが、今日はまた蒸し暑いNYの夏を思い起こすほどの気温、ここは春と秋がない気候だった。昔住んでいたマンションの前に毎日座っていたホームレスが、朝通った時は分厚い毛布をかぶって寝ていましたが、夕方はTシャツで夏の装いになっていたのは驚きましたが、ホームレスの様子で暖かくなったとか、寒いをバロメーターのように可笑しく思った事を思い出しました。
今日は昔からのお友達とお昼をご一緒して、また、夕方は陶芸関係の方とで一日外に居ました。借りたアパートなのにあぁ、自分のところに帰ったという気分、一人暮らしもすっかり慣れて、もうずっとNYにいてもいいかなぁという感じ、ローカルの気分で過ごしています。
昨日一日思いっきりセントラル・パークに行っていて良かった。今日は震える寒さです。私は今回大ミスをしてしまい、春の服、もしくは夏に着てもいいほどの薄いのしか持ってこなかったので、毎日同じセーターとパンツで過ごしています。大チョンボ。
そうかといって、もう洋服は買わないと決めているので、我慢、がまんで着たきり雀。
今回アパートを1か月借りたのですが、グランドセントラルにも北に行くにも南に行くにもバス停が近く、ロケーション抜群。一人で住んでいてもコンシェルジュがいつもいるので安心。ホテルより気が楽です。洗濯も地下にあり、スーパーも39丁目の角にあり、重たい水など買っても気にならない。こういうNY生活が理想だと思いますが、30日未満はダメみたい。ホテル産業を侵食するという理由だそうだ。