百合子とNYへ来ている時は必ず乗ったスタテンアイランド往復渡し舟に乗っていました。マンハッタンの景色がどんどん遠のいていく様がこの街の繁栄を物語、途中自由の女神が見える辺りで感傷に浸れる1時間なのですが、今日は花曇りで今一でしたが来週火曜日に帰る予定で行動しているので、半日も無駄に出来ない。ニューヨークに着いた次の日は百合ちゃんのNYのお墓、セントラルパークへ行ってきましたが、明日辺り帰国の挨拶をしてきましょう。このところからっと晴れの日がないので、写真がよく撮れない。ここNYも観光客が多く、私みたいな東洋人にまで道を聞かれる有様。
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朝から雨です
陶芸コンテストの打ち合わせのようなランチになりましたが、主事のみちさんと前回の反省会と次の会の打ち合わせ。私は次回は出席しないと思っておりますが、来年4月に行われる第20回の「NY-東京陶芸コンテスト」なのよ、ここまでが区切りじゃない?と言われていますが来年の事はわからない。
彼女の好きなブルーミングディルの隣の何気なイタリアンですが、一昨年亡くなった妹の最後の晩餐になったところ、やはりみちさんと3人で夕食を取って、みちさんと妹はワインを2本空けたのです。私は相変わらずビールしか飲みませんでしたが、二人は楽しそうに飲んでいました。それが次の日の朝セントラルパーク散歩後亡くなり大騒ぎになりました。思い出しても涙が出そう。
それにしてもここNYは寒い。未だダウンジャケットを着ている人も多い。その反面お腹丸出しのタンクトップ姿もちらほら、誰が何を着ていても自分が良ければそれでよしという風潮。
私も持って来た春のコートが「しまった!」と舌打ちしたくなるようなもう一段春初めの頃のを持ってくればよかったとコートの下は重ね着です。
早めに帰ってきたのでお風呂のお湯をためてしっかり入り、早く寝ましょう。あと5日で1か月になります。NYも長年住んでいたところなので去りがたいですが、東京のマンションの植木も心配。朝娘がスペインのフライトから帰ってきて、「ママ植木8割がたセーフだった」とメールが来ました。二人で家にいないと何が心配か。そうです、植木が家族のような私の生活ですから一番の心配事です。
デイビットが母の日に持ってきてくれたバラです。
Japan総掛でお祭り開催
今日の土曜日セントラルパークの西からお祭りが開催されました。誰もが「今日行く」と言っておられたので、お天気も良かったので始めて行って見ました。大層大掛かりなお祭りでコロンバスアベニューをシャットダウンしてお神輿や日本舞踊や笛太鼓など日本の伝統芸能がこれでもか、これでもかと練り歩いていました。住んでいた時からこういうお祭りに参加したことがなかったので、へぇ~~~という感じで見ていました。私たちが外国人ですが、アメリカの方も大勢参加していて大きなお祭りだったと思います。東京ですら観に行かないので久しぶりに日本の伝統に触れた感じです。
古巣丸紅の看板も出ていましたので懐かしくて撮っておきました。
最後の写真は明日が母の日で42丁目でバスを待っている時見つけた看板です。
全米自転車競技とメトロポリタンのファッションショーで交通はマヒしまくりました
コロナからしばらく行われていなかったイベントが次々に開催されていて、私の行動も規制されていました。昨日は日本からのお客様をマンハッタンのダウンタウンをご案内しました。未だうすら寒く何となく春と秋がないのを実感しました。地下鉄の駅が新しくなってもう15年位たったでしょうか。駅ピアノを見つけたので、行って見ました。
今日は真夏を思わせるような暑さ
朝晩は寒いのですが昼間は真夏、NYに春と秋はないなどと言われていますが、春は桜が満開だし、秋は紅葉が見事なので気が付かないうちにいきなり夏になったり冬なったりなのは、私がNY入りしたころが夏と冬の境目だったのね、
今は八重桜が凄くたわわにさいています。旅行する気候で一番難しい。来た日はダウンジャケットが欲しかったし、今日は夏服でも充分でした。
ジョン・レノンの記念碑です。彼の家から数分のところにあるこのモニュメントにはいつも大勢の人が集まっています。今日歌っていたストリートパーフォマンスの人めちゃくちゃ上手な人でした。
好きだったブッチャーが無くなって
ハムもソーセージも凄く美味しかった肉屋がなくなっていて、あんな大きな店しかも流行っていたのに今日わざわざ行って見たらなくなっていて、その辺のおばさんに聞いたらずいぶん前に移動したわよ、とのこと。大好きな店だったので地下鉄に乗って110丁目まで行ったのに。
ことごと左様に店が変わってしまって残念。私はほぼ毎年来ているNYですが、それでも様変わりに驚きます。綺麗になっつたところもありますが、その辺道端で寝ている浮浪者も多くみられます。ただ、前回行ったサンフランシスコより浮浪者は少ない気がします。シスコは軒先にずらっと寝ていて危うく踏んでしまいそうになりあわてましたがNYはそれまでにはなっていません。
昔は6丁目から先は行ってはいけない場所でしたが、今はすっかりきれいになり、大企業も引っ越してきて昔のイメージではないですが、やはりマンハッタンを歩く時は緊張しています。
海辺の小さなホテルのクラブハウスサンドイッチ、凄く美味しかった。ロングアイランドの先小さな町があり、とても心地良いホテルのレストランでした。
親友スー・ストロボル邸に一泊
マンハッタンから電車で1時間余りの「ライ」という街に住んでいるスーさん宅へ。1泊して今日は彼女の車でロング・アイランドのアップルパイやへ。パイを買うのに3時間運転していくその熱意に、私も1個買ってきました。まだ、食べてないからわかりませんが、昔風のパイだと思います。
ロングアイランドというところは超お金持ちが住むところ、もしくはマンハッタンで勤務していて週末だけ帰る別荘地帯。それは、それは豪奢な建物が並んでいます。
ただ、交通の便が悪い、中央に大きな道路が走っていますが、大抵渋滞、ここまで開けるとは当初考えられない場所だったのでしょう。
私も大昔丸紅の駐在員妻をしていたころ、会社がこの辺に海の家が有ったので何回か来たことがありますが、ハマグリがいくらでも取れるところだった、別荘地だから小さな商店街が並んでいて、マンハッタンでは売ってないような上品なものが買えます。
昔有名な人の別荘巡りをしたことが有りますが、桁が違う家ばかりで、日本では余り見られない景色です。小さな空港もあるので大金持ちはここからプライベット・ジェットでマンハッタンまで通うという話を聞いたことがあります。桁違いの金持ちがここに別荘を建てることがステイタスだった時代がありました。
NYは未だ寒い・・・
外に出るとしんしんと底冷えがする。今回も私は持ってくる洋服を間違えた。
5月でここまで冷えるとは考えていなかった。未だダウンジャケットを着ている人が多い。人様委はNYは寒さと暑さが一日で逆転するから気を付けてね、なんて言ってる癖に自分は案外夏用の服ばかりでしいた。寒い、ひどく大げさですがファアのコートも見ました。一時は動物愛護ですっかりファアコートは観ませんでしたが今じゃ忘れたように、いや寒さにあらがえないのかもしれません。日本に居たら絶対にしない重ね着をして寒さをしのいでいます。
ブロードウエイの有名なお肉屋さんが美味しくなるまで熟成しているところを見せていますが、仮名在りグロテスクです。
NYに着いてフライトで一睡もできなかった
今回のフライトは超満員でビジネスクラスに乗れなかったので、その次のランクプレミアムクラスでした。このクラスのフライトは初めてで、隣のアメリカ人の夫婦の太り方、私のシート迄お腹の肉がはみ出して、窮屈。夫婦とも超肥満の人でした。勿論エコノミーだったら二人で3席は必要。
息苦しいのとトイレにもやっこらさとお願いし二人とも立ち上がってくれるのですが、水を飲むとトイレが心配、酸素も不足しそうなデブ夫婦、いい人だったみたいでそれは良かったのですが、ここまで眠れなかったのは初めて。
ホテルに着くやっとほっとして1日半寝てしまいました。やっといつもの状態になり一日一人で街を歩いてみましたが、思いのほか寒く、考えていたよりダウンを着ている人が多い。
妹のベンチにお線香を持ってしばしそこに座って百合ちゃんとの日々を思い出してきました。