ここ数年お世話になった学士会館の大坂勝シェフが退任されるのを記念してガラディナーが開催されました。半年前に私の講演会を開いてくださったり、元ホテレス誌の村上実さんの講演会で始めてお会いしてから急速に学士会館が近いレストランになりました。もう退官されるのは惜しい気がしますが、彼の次のステージも考えていらっしゃるみたいで楽しみです。
それにしても100人のフルコース、さぞ大変だったと思います。今日のメニューは考えられる最上級のお料理でした。お料理の名前も「クレオパトラの微笑み」という題がついているのはバラの花びらも一緒に食す、え?このバラ食べていいの?という感じ。次は「ロッシーニの驚き」というクルミ入りのニョッキ、「枢機卿の祈り」は伊勢海老のビーツ、「洗礼とミサの夜」は牛フィレ肉のポワレ、デザートは「イブの迷い」バニラアイスイチジクのコンポートとめちゃめちゃおしゃれなお料理でした。シャンペンとワインだけ!でしたので、私はビールが欲しかったのですが、流石にビール頂けますか?とは言えませんでした。この料理にビールなんて!と言われそう。残念なことに私はアルコールはビール以外飲めないので、ここはグッと我慢していました。余りに上等なおフレンチでした。
100人にこの料理いっぺんに出すというのは神業ですが、流石に大阪シェフ、見事でした。花道を飾るお弟子さんたちも頑張っていました。テレビで拝見するコメンティターの方を数人お見掛けしました。みなさん感じ良い人たちが大坂シェフの門出を祝福して次のステージの応援団になることでしょう。会の盛会を祝して!!大阪シェフお疲れ様でした。