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太宰治って作家

Posted on 2021年2月11日 by 大前伶子 in ブログ

日曜日の9時から「人間失格」の作家、太宰治という特集がBSで放映された。

1948年山崎宮栄という当時28歳の悪女と言われている女と玉川上水で入水自殺したのです。

それまでに3回ほど自殺未遂したこの太宰治という人は可なり自分勝手な男性だったのだなぁ。

酒、借金、薬物、しかも正妻と2人の愛人。

こういう男性っているのよね、また、この手の人は女性がほっておけない、から始末が悪い。

「死ぬ気で恋愛してみないか」とのたまったらしい。

21歳ではじめての心中、女性は死に太宰だけ生き残った。

28歳の時は内縁の妻と3人の子ども。

彼は青森の大地主の息子らしい。次の女性が太田静子「斜陽」という小説をそのころ書いた。

知的な女性が好きだったみたい、「僕と一緒に死んでほしい」なんて言えちゃうのだから。

その後肺結核にもなり、そのころ書いたのが「人間失格」

どうしても人間を信じられない、て、最後の作品「グッド・バイ」

6月13日に遺書を書いて玉川上水に入水して大スキャンダルになり、

そのころ彼のいくすえを心配していた井伏鱒二さんがずいぶん面倒をみたそうだ。

18年の付き合いでかなり面倒な弟子だと告白している。志賀直哉とか壇一雄たち錚々たる

人たちが周りにいたのだそうだが、太宰の文学は自殺をもって終わったのだ。

20代でありながら「晩年」を29歳で書き生きているのがつらいと書いてあるらしい。

晩年は死ぬことばかり考えていた、って。

「姨捨」が最後の作品、文学の完成は自分が死ぬことで完成すると思って自殺した。

14年間の作家生活で150もの作品を残した、こういう身勝手な男って女がほっておかないのか。

当時死ぬほど「芥川賞」が欲しかったみたいで、何度も壇一雄さんや井伏鱒二さんに

おねだりしていたらしい。

アナザーストーリーはほぼこのような筋書きでしたが、

太宰治って作家、身勝手なある意味嫌な男だったのですが、女性はこういう人に惹かれるのよ。

彼の年齢を見ると私の父と1歳しか違わない、私の父は職業軍人だったから、

太宰治の事なんていうとあの戦時下で、何を言うとるの?ふやけた野郎だとおもったでしょうね。

こういう持て男今でもいますよね。生活力はないのに妙に女性にもてる。

45分の放送でしたが、終わったらどっと疲れてしまいました。

 

 

 

 

 

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