今回の寝屋川事件で昨日死刑が求刑された。被告側の弁護士は控訴するという報道ですが、
私は最近不思議に思うのです。
裁判員裁判が始まって相当な年月が過ぎています。まだ、一度も裁判員になって欲しいとの要請がない。
裁判員裁判の要請が有ったという人にも会ったことがない。
勿論そんなことしたくないですよ、もしかして、私の年齢がその任に抵触するのかもしれませんが、
NYに住んでいた5年間の間にしかめっらした鷲のマークの封筒が届き、
「あなたは今度の~~~~の事件の裁判員に指名する」というのが2回ありました。
勿論私はNY州の法律も学んでいませんし、英語の問題もありますから、当時の私の顧問弁護士に
”おことわり”の連絡をしてもらいました。アメリカ市民じゃないのですよ、グリーン・カードで暮らしていただけなのに。
日本はどういう状態で一般人に裁判員をお願いするのでしょうか?
勿論昨日の死刑判決に対しては私に異論はありませんが、
もし、もしですよ、殺された子供二人の親は朝まで帰ってこない子供をさがしたでしょうか?
朝5時ごろ繁華街に2人で歩いているところを何度もビデオが公開されていましたが、
100%犯人が悪いですが、帰ってこない子供の親の責任は攻められないのですか?
この話と少し違いますが、
私がOLのころ、10時が門限で、1分でも遅れると、父が玄関に仁王立ちしていて、
母はおろおろ玄関を出たり入ったり、勿論時代は違いますが、今では
最終の地下鉄が満員、その三分の一が女性ですからね。あの姿を見るにつけ、私は親の顔が思い出されます。
それも両親の若いころの顔です。凄く怖かったので・・・・