中年の夫婦の夜の食卓風景。
旦那さんが「もう一品”なんか”ない?」と聞くのです。
醜くなった中年以上の奥さんが”ばさっ”とインドのカレー用ナンを投げるように食卓にだす
旦那さんは”呆れた顔して奥さんを見つめる”と醜い奥さんが「ナンでもいいって言ったでしょう?」と反論するのです。
このコマーシャルほど醜いコマーシャルはオリンパスの広告以来。不愉快の何物でもない。
受け狙いなのは百も承知していますが、こんなコマーシャルがかまり通る今の世の中、
品もない醜悪なみにくい論理です。
昨今何が言いたいのか、意味不明のコマーシャルが流れますが、作る側も品性が疑われる。
今日は
樹木希林さんの「日日是好日」を観てきました。彼女はこの撮影時相当に病がきつかったと
思いますが、お茶の先生を好演していました。
パンチは無いストーリーですが、私の祖母もお茶の先生でしたので、何だか祖母を思い出し、
何とかお茶のお稽古をさぼりたいと苦心したことを思い出してしまいました。
家にはお茶と言ってデイトを楽しんだあの時期は、お茶のお稽古が逃げ道でしたが、
すぐに母に通報されて、今日の黒木華さんの真面目さは、本当かなぁと疑ってしまいした。
鶴見慎吾という俳優、とても感じがいいお父さん役でした。
お勧めの映画に入るか?否かは賛否別れると思いますが、樹木希林さんの晩年の映画としてとらえましょう。