外が寒いから従って家にいてテレビを観る機会が多い。
それが・・・相撲のことばかり、それも不祥事ばかり、いい話は一切なし。
ここまで外国人を入れて「国技」とはこれ如何に?
私はある時期相撲と凄く密接にお付き合いしたことがあります。
というのは娘の学友のお父さんが当時まだ横綱になっていない千代の富士の後援会の親玉だったのです。
大関あたりだったかしら、小柄ながら強かったので末は横綱になりそうだという頃です。
千秋楽が終わるとパーティーが開かれるのですが、その派手だったこと。
横綱になった時のお祝いも招待されて、私はそんな席に招かれたことないので、
何を持っていけば良いか聞いたのです。
「何も要らない」って、その後援会の人は100万円単位以上らしい。
名古屋場所も招かれていきましたが、その時聞いたのは手土産は「牛半頭」だそうだ。
しかも、名古屋駅のホテルの最上階を貸し切りで、勿論桟敷席もでお客さんを招いていた。
私の知らない世界だなぁ、と良い思いをして帰ってきたが、そういう伝統をもし今でもしているのなら、
世界が違う。
銀座でお寿司をご馳走になり、その後クラブへ行き、ウイスキーが林立して、綺麗どころを
10人位侍らせての接待、私はただただ驚いたのです。
昨今の体たらくはあの時代から取り残された習慣や思い上がりが今の親方や相撲協会にあるのではないかと
老婆心ながら考えてしまいます。
ただのデブを捜して無理に相撲という世界にぶち込んで、お行儀や伝統を忘れた果ての今日この頃だと思います。
その頃の人たちが相撲協会を運営しているのが不思議。
それも最高位にいた北の湖さんみたいな人はいなくなったので、ここまで落ちたのだと思います。
北の湖さんは当時派手だった後援会の人たちに苦言を言っていたと聞いています。
北の湖さん亡き後、今の体たらく、一度解散してやり直した方が良いかも(素人考えです)
親方達の人相が悪く見えるのは私だけかなぁ。毎日観るのはつらいわ。