15日間のニューヨーク、その後大風邪をひいて先週は寝込み、4週間ぶりに母の顔を見に行きました。
思いのほか元気で、「あなたお疲れ様ねぇ」なんて言われてしまいました。
お疲れ様なのは妹ですが、先週は風邪を移してもいけいないし、もっとも私は行かれる症状ではありませんでした。
何だかとてもすき焼きが食べたくて、準備していきました。
一日くらい妹をご飯の用意から解放してあげなくては・・・・
私が好きなものを作らせてくれるので、有り難い。
さて、先日も品川まで電車で行きましたが、今日は白楽まで1時間、何てスムーズな電車運転なのでしょうか?
ニューヨークの地下鉄を思うと天国と地獄の感ありです。
ニューヨークの地下鉄の運転の乱暴なこと、車輪がぎりぎり、き~~~ん、ブレーキをいきなり掛ける。
怖ろしい思いを何度もしました。その上日曜日の停車駅が普段とまったく異なり、
当然止まる駅もバンバン飛ばしていきます。
確か各駅停車の電車に乗ったのに20ブロックほどあれ?あれ?という間に過ぎてしまい、
ま、慣れた人にとっては普通かもしれませんが、旅行者にとってはとても驚くことばかり。
ただ、地下鉄に慣れると地上の渋滞からも逃れられるし、便利ではあります。
特に先日は国連総会があり、マンハッタンの渋滞は想像以上でしたから。
偉い人があの小さなマンハッタン島に来ると、普通の人は迷惑してしまいます。
NYの地下鉄は確か日本製ですよね、ただ、運転技術の問題だけではないでしょうが、
たいてい急停車します。たぶん運転手は急停車していると思っていないのでは?普通なのです。
危ないので席が有り次第絶対に座ります。
運転が下手なのか・・・車両のせいか、レールのせいか、古いからか、
ロングアイランド鉄道にも乗りましたが、決っして心地よい電車ではありません。
1車両に1人の車掌が要るって余り上手な経営ではありませんよね。
NYのニューロッシェルに住んでいた時も、やはり列車を使ってマンハッタンへでていましたが、
その時から鉄道には1車両に1人、何故って聞いたら、組合が強くて首切りに失敗しているからと。
あれから何拾年、この習慣は続いているのです。
もう少し合理化すればいいのに、切符切りはからなずおじさんかおばさんの車掌さんが現れます。
しかもロンコンコマに行くのにみんな出発のホーム番号が5分くらい前まで発表されず、
みんな同じ方向を見つめて表示されるや否、どっとホームに駆け込むのです。
これももう少し合理化されればいいのに、といつも思います。
一つの名物かもしれません。
バスはとても簡単です。急行はクロスタウン出来るところだけ止まります。
普通は2ブロックづつ止まるので一駅過ぎても慌てることなく次で降りればいいのです。
1ブロック歩くと3分といわれていますから、戻っても6分で目的地に着きますから。
今回もほとんど公共交通機関を使って行動をしていましたが、マンハッタンは慣れれば一番便利な
乗り物です。バス・地下鉄同じカードで1週間31ドルです。
一回づつ買うと2ドル50セントですから12回ほど乗ったら元が取れます。
何十回乗ったでしょう。この利用回数は充分元を取っています。
31ドルの1ドルはカード代です。これは発行日から一年有効。とても合理的なシステムです。
地下鉄の運転は総じて下手だと思いますが、バスの運転手はあの混雑するマンハッタンを
2車両続きの車両を見事に切り抜けています、感動するくらい上手い運転です。
2週間ほとんど事故を目撃しませんでした。