
ベートーベンが唯一作曲した「オペラ」だとのうたい文句、期待していきました。メトロポリタンオペライヴビューイング、毎年このころわざわざNYまで行かなくてもNYで観ると500ドル以上するオペラが気軽に観られるし、ドイツ語イタリア語など理解できなくても字幕で観られてオペラ鑑賞も楽になりました。
今回のオペラ主役の女性が妊娠8か月で双子を身ごもっていたソプラノ、声は素晴らしかったが重大な役だし、獄中の夫を男装して救いに行く話なので、何だかなぁ~~とても大変そうで観る方が気を使ってしまいました。メトロポリタン歌劇に彼女に代わる人が居なかったのか?それとも契約だから主役は代えられなかったのか、見ている方は可なり疲れました。
ただ、ベートーベンの歌劇はこれ1本だったから余り得意じゃなかったのかも、何百年前の作曲家の気持ちを考えてしまいました。交響曲は9番の第九が有名ですが、オペラはこれ1本。
オペラ歌手なんてNYにはいくらでもいると思うのですが、大きなお腹が気になり、勇敢に戦って主人を刑務所から救い出す役はちょっと観る方が辛かった。