先日ナワリヌイ氏の映画を観てから、普段のニュースを見て現実を報道していないのでは?と疑問詞がついてしまう。戦争評論家などが何を言っても絵空事のように聞こえるのです。独裁者のプーチンが内部から崩壊するとは思えない。彼は権力が生きがいのすべてなので自分一人で世界を制している気分だろう、彼が生きている限り戦争はやめないでしょうね。もう、ロシアが嫌いになった学者や音楽家はすでにロシアという国を出ていると思います。西側と話せる人たちは自国が普通ではないととっくに悟っているから。プーチンさんは癌だとか、余命数か月というニュースが流れた時もありましたが、何と昨日は4時間の自説を述べていたじゃないですか。このニュースもいい加減だったと思います。この頃BSのニュース番組もウクライナとロシアで飽きてしまった。世界に1人こういう人がいるって,第二次世界大戦の時の日本やドイツに居た人と同じことをしているの。日本国陸軍はまだ戦争を続けるって、陛下が御前会議で敗戦を認めてもう戦争は止めるとおっしゃったにも関わらず、まだ続けるって言い続けたのよ、そんなことしていたら今の私たちは居なかった。日本は負けて良かったとおもいますよ、それでなかったらその後又戦争を仕掛けていたと。ただ、私は1968年ニューヨークに主人の転勤で当時2歳の娘と共にアメリカに渡った時感じました。行けども、行けども眼下はアメリカ領土、こんな大きな国と戦争をしたなんて、なんて日本の軍は馬鹿な事をしたのだろう、負けるに決まっているじゃないか、”井の中の蛙大海を知らず”だと心の底から感じました。ロシアの選挙でプーチンさんが100%以上に票を取るって、それだけでも変と思わなくては、日本の政治家が大好きな「忖度」でなければ、票を何度も書く人がいるのですね。ファン投票じゃないのですから。
1968年という年は私にとって特別に思う年です。ある日東京の小さなアパートからNYのウエストチェスターに引っ越したのです。当時まだ1ドル360円でした。会社から200ドル現金が支給されました。台所が荻窪からニューヨークになり、貨幣価値も運転も勿論言葉も全部違う国になり私は途方に暮れたと言いたいところですが、ものすごく奮闘したのを覚えております。一ドル136円なんて驚いてはいけません、360円の時から日本は頑張ったのです。舶来品をありがたがる風潮から輸出へ舵を切った日本がありました。