BMWが主催の反田恭平&フレンズというコンサートに行ってきました。娘が私と妹を母の日ということでチケットをプレゼントしてくれました。このチケットは一般販売しているのではなく、BMWが主催で彼のスポンサーだったみたい。サントリーホールの広場にはこれでもか、これでもかというほど高級車が展示されていて、買うつもりもないけど乗せて頂きました。コンバーチブル、もう私の年には似合わないけど試乗ならいいでしょう?
流石にショパンコンクールで2位を獲得したピアニスト、ショパンの英雄ポロネーズは圧巻でした。彼はピアノが上手なだけでなく人柄がよさそう。今回つくづく思ったのですが、ピアノが上手というだけでは人はついて行きません。勿論ピアノが上手なのは当たり前ですが、その中でも大事なことはファンを大事にすることでしょう。反田さんはまだ27歳という若さですが、風貌は40歳くらいに見えるし、親しみが持てるトークと衣装、気取りがない分安心して聴いていられる。ただ、ショパンコンクールで2位入賞したためにすっかりメディアに出ることも多く、これからの彼のいく末が案じられます。彼はピアニストというより、指揮者を目指しているのが昨日の演奏会で感じられました。
反田恭平さんは一躍時代の寵児になってしまいましたが、若い音楽家を育てるオーケストラを形成し着々と実行されているのは凄いなぁと感じました。オーケストラの人たちも若い。中々活躍の場が与えられていない若い音楽家にとって、有難い存在だと思います。大いに応援したい。中々チケットが取れないのが玉に瑕です。