「なぜ日本のワクチン接種が遅いのか」日本はガタっと2流国か3流国におちてしまう、と小林信彦さんが書いている。
日本はワクチンを生産している国から買わなくてはならない、自国のワクチンは何時できるかわからないし
治験も何年も掛るから、ほかから買うしかない。
この出足の遅さはユダヤ系のファイザーやその他の海外の製薬会社を優遇するわけにいかない。
バイデン大統領が、見るからに無能な日本の首相と会ったのは、中国とのトラブルがあるからだろう、
と小林さんは書いている。
NY在住の大江千里さん(ジャズピアニスト)が「息を吹き返すとき」にかいているそうだ。
NYでは5月7日からレストランの収容人数制限がゆるみ、マスク着用についてのガイドラインがゆるくなった。
ブロードウェイも9月から100%もの客を入れて再開するとアナウンスした。
ニューヨークがニューヨークらしくなる時を「つぼみのような気持ちがふくらむ」と形容している。
これだけ読めばもう充分。極端に遅れた日本社会はどん底に向かっているのだ。
そして、愚かしい政治家・官僚が日本が天国のように囃し立ている。
敵が上陸してくるかもしれないのに、それを承知で、迎え討つという第二次世界大戦での大博打を
考えていた軍部と同じ愚かしさである。その結果、広島、長崎への原爆投下があった、と。
庶民は今何が起こっているのか、テレビは悪い方へ悪い方が視聴率が上がると勘違いして、
どのチャンネルもコロナ、コロナ何人が重症だとか、もう棒グラフにはうんざり。
テレビもいらない、週刊誌もいいわ、村山由佳さんの「風よ、あらしよ」を読み始めたら
止まらない。
伊藤野枝の一生・・・彼女は北九州の出身で、全編九州弁です。
大杉栄、神近市子、ひらつからいてうなど歴史上の人物が綺羅星のように出てきて、
あぁぁ~~すごい人生だったなぁと、昨今のニュースより数倍高揚します。
もう寝ようと思いながらなかなか本から離れられない気持ちです。