小原孝さんがカーネギーに出演される予定で楽しみに準備をしておりましたが、急遽中止になり、
私は3日早くNYへ着いていたいと、金曜日に出かけるまさに15分前にコロナウイルスの蔓延のために
中止と連絡を頂きました。急いで小原さんに連絡したら、まだ中止をご存じない御様子でした。
そのくらい急遽だったみたい。私はもうスーツケースを玄関に出して、最後の支度をしていた時でした。
急いで今帰国中の娘に「カーネギー中止になった」と連絡したら、「ママ、すっかり準備できているのだから
行ったら?」なんて後押しされて、それもそうだなぁ、と行ってしまいました。
税関も「最近中国へ行ったか?」と聞かれただけ、いつもより簡単にすいすいと入国できました。
定宿にしている坪田さん宅まで行きましたが、バスでマンハッタン、それからタクシー何の問題もなく
到着。坪田さんが待っていてくださって、本当にコロナがどうなっているか、この間忘れようとおもいました。
彼女が貸してくださるお部屋はテレビがないので、日本のテレビ慣れした私はせいせいした気持ちでした。
ただ、カーネギーがなくなり、何軒かの予約の取り消しをし、ミュージカルも観ずに、コンサートも行かない
私にとっては911事故以来のマンハッタンでの生活でした。
スーさんと坪田さんの別荘にお招きいただき、ニューヨークの北、チャパカの先にある
別荘に行ってきました。広大なところに6軒のお家があり、6人の息子さんたちも集まることがあるとのお話。
日本の小さなマンション住まいをしている私はとてもとても想像ができない生活を垣間見てきました。
大好きなNYですが、今回はコロナのこともあり、地下鉄に乗ったりできないかと思っていましたが、
市民の生活はごく普通でした。
地下鉄でもマスクをしているのは中国人だとわかるくらい、普通のアメリカ人はマスクをしていませんでした。
私も最初は違和感がありましたが、マスクをしていると中国人にみられて、因縁をつけられると聞いていたので、
私もマスクなし。
このチュリップは坪田さんの3男セバッシャン(スイスに駐在中)が世界夫人ディだからとウイーンから
送ってきたって、6人の男の子を育てた彼女も息子の自慢(普段自慢しない人)していました。
優しいわ、この3男はコロンビア大学のあと、京都大学大学院で勉強していたので、唯一日本語が上手、
彼女も一番頼りにしているみたい。
小原さんがNYにいらしたら案内を頼んでいたディビットと彼の友達中西さん3人でニュージャージーに
連れていってもらいました。
みつわという日本のマーケット脇にあるしゃぶしゃぶ店でお詫びのお食事をしました。
ディビットはどの取材も日本からの旅行者も全部キャンセルでと嘆いていましたが、
これは彼個人ではないので、本当に誰に文句を言ったらいいか?
写真は向かって右がディビット、左が中西さん、お二人とはもう30年以上の友達です。
いくら嘆いても仕方ない、ハドソン川を背にしゃぶしゃぶを食べました。
川向うがマンハッタンです。
この日はまれにみる晴天で抜けるような青空、小原さんが到着する日だったので、
返す返すも残念、こんな晴天にマンハッタンに降り立って欲しい素晴らしいお天気でした。
今回は残念でしたが、来年になるやに聞いているカーネギーホールの演奏会、もし私がそれまで
元気だったら、究極のマンハッタンをお見せしたい。