この映画が封切りされるのをどれだけ待ったか!!
今日早速封切りを観てきました。今はロシアと言いますがソ連時代のバレエダンサーが
西側に亡命して、その後フランスや世界中でスター・ダンサーになったルドルフ・ヌレエフの半生です。
冷戦という時代、常に高みを目指して練習に励むバレエ・ダンサー、自由に踊りたいと亡命をする場面は
ドキドキ、ハラハラ、芸術家らしい、バレエだけじゃなく、絵画からも自分の踊りの振りを研究し、
男性バレリーナーはどうしても縁の下の力持ち的な役ですが、
やはり才能の開花には親や先生、またそれを応援するタニマチが必要なんだな。
バレエだけでも見ごたえがありましたが、その背景に共産党一党の恐ろしい思想が隠れていて、
今の時代のロシアはいい時代になったものです。