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大学病院というところ

Posted on 2017年12月10日 by 大前伶子 in ブログ

病棟のサロンにミニ図書館がある。

私はこの「魂萌え」桐野夏生さんの本を見つけて一気に読みました。

久しぶりにいい本に出会えた。

さて、私が入院している時、4人部屋の人たちのプライバシーを侵さないように実情をレポートしたい。

勿論女性の部屋ではあるし、重病というほどの人はいませんでした。

長くても(私が20日で一番長かった)1週間程度、だけど、だけどですよ。

ありとあらゆる手段を使ってやっとこの病院にたどり着いたという人が数人!!

それは先進医療の先駆け、全国でここにしかいないという先生が横浜市大病院にはいらっしゃるということ。

特に癌の後遺症でがん手術後20年が過ぎてから出てくる病、それ自体が癌の後遺症って、へぇ~~~という感じでした。

私も20年前に乳がんの手術をしているので、改めて気を付けなくてはと心した次第です。

手でも足でもリンパを切除した手術をした人が、水分が溜まり、2倍3倍に腫れてきて、その水分が取れずに

苦節13か月も市大病院の先生に掛かり続けてやっと手術の番が回ってきたと喜んでいた人。

その方は山形県から毎月診察にいらしていたって。もう1人、やはり同じ症状の方は静岡から。

全国でこの先生しかいないとのこと。「有名よ」と教えられましたが、私は「へぇ~~」と言うばかり。

もう一人の方は理由なくして一気に26キロ体重が減ってしまった方、この方は唯一内科から

同じ苗字の人が同じ部屋になったので、間違えたら大変なことになると部屋を移らせられたらしい。

こうして20日余り入院すると、いかに健康が第一かを思い知ることになります。

 

 退院する前日病院の10階にあるレストランに娘とお茶をしに行った時のこと。

窓側に座っているおばぁさんが何か食べている時にちょっとした誤飲があったらしい。

娘は普段フライトをしているので、何かあると「ドクター・コール」がすぐに頭にあったらしい。

係に「ドクターを呼んで」と叫んだらレストランの人が電話をした途端、ドッと7~8人のドクターが駆け付けた。

その後また10人位、その後20人位、私たちオーダーしようとしていたが、50人近くのドクターに囲まれて、

娘が「ここ、お取り込み中だから出よう」としたら、エレベーターからまた10数人のドクターが現れて、

「へぇ~~~、倒れるならこういうところで倒れた方がいいか」なんて本当は真剣な場面ではあるが、

妙に可笑しくて、笑ってしまいました。

それにしても横浜市大病院の統率の取れた素晴らしい病院ということが確認できて嬉しい思いがしました。

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