ヴァイオリンとピアノ、笛の三重奏、久しぶりに大前宅でコンサートがありました。
バイオリンも真近で聴くと迫力があります。
モーツアルト:ピアノとバイオリンのためのソナタが印象に残りましたが、モーツアルトは
楽器の楽曲であっても物語があるようで聴いていて落ち着きます。
帰って来てテレビを付けたら丁度三枝成彰さんが出ていらして、日本でオペラ作りの大変さを語っていました。
出演者だけじゃなく裏方さんへも勿論お弁当から足代まですべて自腹で公演しているようなもので、
何億ってかかるのですって。
それをすべてチケットに反映するわけにはいかないので、とても大変だって。
昔稼いだお金を使い切っても、オペラを上演したいって熱く語っていました。
先日見た玉木宏の舞台も感じたのですが、こうして演劇や音楽は相当応援者がいないと
実際に劇場を借り切って出演者の他に裏方さんも同じくらいの人数が必要だろうし、
それだけの収入は期待出来ない、好きでやっているって三枝さんは言っていましたが、
音楽も演劇も、絵画も、彫刻も、すべて売れてなんぼですからね。
凡人は平凡に暮らしましょう。