名古屋の日本料理「土方」さんから送られてきた苺、普通の苺5つ分ほどの大きさです。
母の見舞いに持っていったら、研一も来ていて、ゴールド・コースト以来でした。
ゴールド・コーストでは咳をしていたので、心配したのですが、すっかり良くなって元気そうでした。
限りなく大トロに近い中トロを1貫とあなごを一貫、研一に食べさせてもらって、幸せな母です。
苺も「甘いわね」と言いながら食べていましたが、病院で出る食事はまったく食べていない。
私たちも悪いのですよ、毎日持ち込んで食べさせているから、そりゃぁ病院の味は美味しくないのは当たり前。
昨年聖路加に入院した時から、こうして甘やかしていたので、今更ねぇ。
世の中には美味しいものがあふれていますから、いつまで生きるかわからない母には大いに甘やかしてもいいかと
いう気持ちです。家族全員で後悔したくないのです。
今日は弟妹全員が集まりました。
病室でもここまで家族が一団となっている人たちは少ない。
中には来るたびに怒っている息子がいて、その方が来ていると、私までちじみあがってしまうのです。
「おふくろよ、仏壇の前に銀行の通帳があるって言ったけどないよ」と大声で「しっかりしてくれよ」とか。
怪我をして入院しているのだからもう少し優しく言ってあげて欲しいのです、が、
よそのお宅のことまで心配することないわよ、と妹に叱られています。
病院行もすっかり慣れて、京浜急行、東海道線、日比谷線から東横線と
なんでも行かれますが、京浜急行がうまく特急になると一番早いです。