大前伶子 - 公式サイト
  • Facebook
  • Rss
  • トップページ
  • プロフィール
  • お問い合わせ
Home» ブログ » 沈まぬ太陽…BS朝日

沈まぬ太陽…BS朝日

Posted on 2015年10月16日 by 大前伶子 in ブログ

ナショナルフラッグのJALを舞台に御巣鷹山の大事故を取り上げた山崎豊子さんの大作。

本も読み、映画も封切りでみましたが、今日偶然にBS朝日で放映しているのを再び観ました。

民放は広告が多いのが玉にきずですが、それでもこんな大作を家にいて観られるって有り難い。

先日、田原総一郎さんの講演で彼が語っていましたが、今にいたるまでJALとANNとサービスの違いは

何時までもなおらない、って。

たった背広の上着を預かってくれとお願いしたのに「当社ではお客様のうえのトランクに仕舞ってください」と。

ANNは気持ちよくハンガーを持ってきてくれて、預かってくれるのに・・・

とJALとANNの違いを語っていました。

ナショナルフラッグとしてお高く留まっているやに思うのですが、

私はよく上海に行くのに、行はANN、帰りはJALに乗ることがあるのですが、

サービスの違いは顕著です。

JALのフライトアテンダントは微笑みを練習するのにお箸を歯で噛んで口角を上げる練習をするらしい。

そういえば、心から微笑んでいるのではなく、練習に練習を重ねているのが不自然にかんじるのです。

今日の沈まぬ太陽を観ても、JALは政府丸抱えの状態が良くわかります。

山崎豊子さんの検視眼の鋭さは、さすがです。

あの物語にも出てきますが、当時JALはNYのセントラル・パーク・サウスにJALのホテルがありました。

ああやって不正をして買ったホテルだったのですね。

エセックスホテルはNYでもお値段が高いホテルでした。私もNYに来る上等のお客様が何度かお泊りになり、

お迎えに行ったのですが、凄くゴージャスなホテルでした。

昭和の最後ごろ、平成元年頃の話です。というのも昭和天皇の崩御のニュースを

エセックス・ホテルの朝食を頂いている時の新聞で知りました。

あのホテルがJALの根幹を揺るがす原因の一つでもあり、

勿論御巣鷹山の墜落が大きな事件ではありましたが、あのころのJALの経営は政府と運輸省と

JAL幹部のずぶずぶのトライアングルでしたのね。

頑張っていた社員は可哀そう。

この映画に出演の俳優陣も何人か亡くなった方がいて、みなさん、それぞれに良い俳優だったのだなぁ。

 

 

 

最近の投稿

  • 政治改革刷新本部立ち上げ!なんてちゃんちゃら2024年1月11日 政治改革刷新本部立ち上げ!なんてちゃんちゃら
  • 「さんまとカタール」2016年6月24日 「さんまとカタール」
  • 今日も五木寛之さんの本から2022年7月30日 今日も五木寛之さんの本から
  • 台湾⑦2015年4月11日 台湾⑦
  • 茂登山長一郎(サン・モトヤマの創業者)2017年10月25日 茂登山長一郎(サン・モトヤマの創業者)
  • 朝の築地2015年7月24日 朝の築地
  • Du クラッセっていう広告2022年6月2日 Du クラッセっていう広告
  • 今日同窓会報が送られてきました2019年3月25日 今日同窓会報が送られてきました
  • 今日銀座で見かけた変な人2021年10月19日 今日銀座で見かけた変な人
  • 熱海で母の誕生会2015年12月13日 熱海で母の誕生会
  • 統一地方選挙もあと一日2019年4月19日 統一地方選挙もあと一日
  • 年の記事に敏感です2021年12月23日 年の記事に敏感です

サイト内検索

最近の投稿

  • 実川風さんと田原綾子さんのコンサート
  • いよいよ白内障の手術を決心しました
  • まぁ!有りうること聞いちゃいました
  • マリンバとピアノコンサート軽井沢「露生庵」
  • 布施明歌手生活60周年記念コンサート(武道館)
  • 若草山の山頂(奈良)
  • 慈光院
  • 東京会館のカレー
  • 又万博で恐縮ですが・・・
  • ドイツ人のイースター
  • トランプ大統領100日
  • ベートーヴェン「フェデリオ」オペラ
  • 連休真っ最中ですが・・・
  • 「教皇選挙」という話題の映画、昨日に続き観てきました
  • 「美と狂気のばれりーな」
  • 万博のインド館未完成
  • 運転免許証を返納して初めて得したこと
  • シグネチャープロジェクト(命の輝きプロジェクト)という皮肉なタイトルが付いた関西万博
  • 今回の関西旅行のメイン・イベント2025大坂・関西万博に行って・・・
  • 奈良2日目

アーカイブ

  • 2025年5月
  • 2025年4月
  • 2025年3月
  • 2024年11月
  • 2024年10月
  • 2024年9月
  • 2024年8月
  • 2024年7月
  • 2024年6月
  • 2024年5月
  • 2024年4月
  • 2024年3月
  • 2024年2月
  • 2024年1月
  • 2023年12月
  • 2023年11月
  • 2023年10月
  • 2023年9月
  • 2023年8月
  • 2023年7月
  • 2023年6月
  • 2023年5月
  • 2023年4月
  • 2023年3月
  • 2023年2月
  • 2023年1月
  • 2022年12月
  • 2022年11月
  • 2022年10月
  • 2022年9月
  • 2022年8月
  • 2022年7月
  • 2022年6月
  • 2022年5月
  • 2022年4月
  • 2022年3月
  • 2022年2月
  • 2022年1月
  • 2021年12月
  • 2021年11月
  • 2021年10月
  • 2021年9月
  • 2021年8月
  • 2021年7月
  • 2021年6月
  • 2021年5月
  • 2021年4月
  • 2021年3月
  • 2021年2月
  • 2021年1月
  • 2020年12月
  • 2020年11月
  • 2020年10月
  • 2020年9月
  • 2020年8月
  • 2020年7月
  • 2020年6月
  • 2020年5月
  • 2020年4月
  • 2020年3月
  • 2020年2月
  • 2020年1月
  • 2019年12月
  • 2019年11月
  • 2019年10月
  • 2019年9月
  • 2019年8月
  • 2019年7月
  • 2019年6月
  • 2019年5月
  • 2019年4月
  • 2019年3月
  • 2019年2月
  • 2019年1月
  • 2018年12月
  • 2018年11月
  • 2018年10月
  • 2018年9月
  • 2018年8月
  • 2018年7月
  • 2018年6月
  • 2018年5月
  • 2018年4月
  • 2018年3月
  • 2018年2月
  • 2018年1月
  • 2017年12月
  • 2017年11月
  • 2017年10月
  • 2017年9月
  • 2017年8月
  • 2017年7月
  • 2017年6月
  • 2017年5月
  • 2017年4月
  • 2017年3月
  • 2017年2月
  • 2017年1月
  • 2016年12月
  • 2016年11月
  • 2016年10月
  • 2016年9月
  • 2016年8月
  • 2016年7月
  • 2016年6月
  • 2016年5月
  • 2016年4月
  • 2016年3月
  • 2016年2月
  • 2016年1月
  • 2015年12月
  • 2015年11月
  • 2015年10月
  • 2015年9月
  • 2015年8月
  • 2015年7月
  • 2015年6月
  • 2015年5月
  • 2015年4月
  • 2015年3月
  • 2015年2月
  • 2015年1月
  • 2014年12月
  • 2014年11月
  • 2014年10月
  • 2014年9月
  • 2014年8月
  • 2014年7月
  • 2014年6月
  • 2014年5月
  • 2014年4月
  • 2014年3月
  • 2014年2月
  • 2014年1月
  • 2013年12月
  • 2013年11月
  • 2013年10月
  • 2013年9月
  • 2013年4月

メニュー

  • 大前伶子のニューヨーク(旧ブログ)
(c) 2013 - 2024 大前伶子 公式サイト