1922年生まれの瀬戸内寂聴さんは文壇でも長老として、今では身の上相談で
彼女は大人気だと聞いています。
昨今ご病気をされたと聞きましたが、日野原先生と同じで、
寂聴さんの講和は僧侶としてもあの世の世界まで教えてくれているようで、若い人に大人気。
若い時に散々な色事をしていたとのことですが、私は飛行機の中でお会いしたのですが、
140センチほどの小柄な方で、(でもオーラが凄かった)剃髪されているので、
異様な感じがしました。
瀬戸内晴美さんの時散々「ふしだらな人」というレッテルを貼られただそうです。
結婚後夫の教え子と恋におち、夫と子供の捨てて出奔したりが先行していましたが、
だから仏の道に入ったと聞いています。
流行作家が突然仏門に入る、そして困っている人の人生相談に情熱を傾ける。
寿命がきていよいよ死ぬという時は、若くて格好いい男性に手を握られながら・・・
というのに憧れるわ~~」という人がいるにはいるでしょうが、そんなの有りえないし、
また、今母の介護をしていて感じるのだが、母がコーラスをしていた時の指揮者が
いくらかっこいいと言っても母の手を握ってなんて、有りえない。あっ、その方も亡くなっていましたわ。
とにかく先に死ななくては物語は生まれません。
唯一、母の妹は今から7年ほど前に亡くなったのですが、叔母のこと若い時から好きだった牧師で、
叔母が亡くなるとき手を握りながら”祈って”くれていたそうです。
その叔母の葬儀の時も司式を司って、牧師先生の大告白大会になりました。
「よっこ(叔母の名前)ちゃんのお蔭で私は牧師としていまある、好きで好きで仕方がなかった」と。
私たち従弟たちでクスクス笑うのを押さえるのに苦労しました。(葬儀の場で)
「よっこちゃんが好きだった讃美歌、よっこちゃんが好きだった聖句etc.・・・」
こんなローバの死に方にも憧れますが、もう今からでは遅い!!
そういえばその牧師さんたぶん存命している現役の最長老と聞いています。