BSフジで放映された曾野綾子さんと元国立がんセンターの内科医里見清一先生のお話し・・・・
身に染みました。
曾野綾子さんはカトリック的考えと里見先生は医者の立場で、命とは、延命とは、尊厳死とは・・・
今の医者は「良くするのが医者の仕事」だから「死」に直面するのを嫌う、点滴するのもデーターを重視するのも、
検査するのも、第一患者の顔を見なくても診療はできるって。
そういえば、先日サウナでの話、ある方が医者に掛かって先生が一切自分の顔を見ずに、パソコンに釘づけで、
頭にきて、「先生少しは患者の顔を見てから言って下さい」って言ってのけた強者がいましたが、
今日の里見先生の話も同じお話しでした。
今の医者はデーターがすべて、だから死に向かうと”これは敗戦処理だと”思うらしい。
心がない、日本語が出来ない医者が多い、患者が死んでしまうのは失敗だから、
点滴や胃瘻や酸素マスクの管だらけにしても生かしてしまう。
死は生の先にあるもので、生だけを追求しているのが今の医者だそうだ。
96歳の母を見ていると、生きることは苦痛だと何度も言う。
曾野綾子さんが生きる死ぬるは神の仕事だ、と。本当にそう思います。
リアルに今日の対談を拝見しておりました。
ドクターとはただ話したいだけで行く、心が安らぐ人もたくさんいることを知っていただきたい。
そんな暇はないお医者さま、病気を治すのが医者ですから、7割の原因は聞いてほしいだけかも。