大前伶子 - 公式サイト
  • Facebook
  • Rss
  • トップページ
  • プロフィール
  • お問い合わせ
Home» ブログ » 伊藤博文に先立たれた山縣有朋

伊藤博文に先立たれた山縣有朋

Posted on 2022年9月28日 by 大前伶子 in ブログ

長年の朋友伊藤博文に先立たれ故人を偲んで山縣有朋が詠んだ歌を最初に持ってくるなんて、菅元首相自分が書いた原稿ではないとは思いますが、上手い。今回唯一高評価だったのは菅元首相の「送る言葉」だった。

かたりあひて、尽しひ人は先立ちぬ 今より後の世をいかにせむ

この歌、詩、うた、は誰にでも当てはまる

菅元首相のかすれた声とこの歌は、妙に似合う。彼が官房長官を長年務めて、安倍元首相の病が重くなっている様子もわかっていただろう。それにもメゲズニ8年数か月女房役として仕えた菅さんがこの句を読むと身に染みる。

私も昨年20歳の時東京駅で声を掛けて来た宮内さんという丸紅の友達を失いました。当時東京駅の湘南電車を降りたところで「君、丸紅だろう?、お茶飲んでいこう」と声を掛けられた。それ以来、どういう運命か、ずうううとつかず離れずの友達で、何が運命か元主人の課に配属になり、NY駐在も同じころ、その後彼はカサブランカやNY、オースチン、と海外を転勤して、丸紅を退職しても、不思議にNY友達が来たときは連絡があり、年に数回食事をしていた。ところが昨年あっという間に亡くなり、私も昨日菅さんが詠んだ詩のような心境になりました。一つ言えば10も100もわかってくれる人でした。友達として本当に信頼していた人がある日亡くなるって、こんなに言い得ている詞はない。

丸紅に入社して最初の課長がこの詩に出て来る山縣有朋のお孫さんでした。タッパのある立派な方でしたが、カラカスから帰国してこの課に配属されていましたが、当時山縣有朋のお孫さんよ、と言われても、へぇ~~というだけで、とても物静かな方でした。その周りには伊藤博文、はじめ幕末の名士のお孫さんたちがたくさんいましたが、今みたいに歴史に興味を持っていなかったので、お品がいい人達だなぁ、くらいしか感じませんでした。

この日帝国ホテルのロビーの花はけいとう

最近の投稿

  • 「人生の最後にあー楽しかった!」と言えるかな2021年1月22日 「人生の最後にあー楽しかった!」と言えるかな
  • 小原孝さんのお弟子さん大発表会2018年5月5日 小原孝さんのお弟子さん大発表会
  • 周恩来、田中角栄、大平正芳お三方の日中2022年10月1日 周恩来、田中角栄、大平正芳お三方の日中
  • 銀座・結絆2022年5月13日 銀座・結絆
  • メールORお手紙2015年7月9日 メールORお手紙
  • ゼレンスキー大統領2022年4月25日 ゼレンスキー大統領
  • 今時のつまらないお笑いを見るより、面白かった舛添都知事2016年6月7日 今時のつまらないお笑いを見るより、面白かった舛添都知事
  • ニューノーマル2022年6月30日 ニューノーマル
  • 横浜へ2020年11月11日 横浜へ
  • 「紙のジャポニズム」久保修先生2019年6月25日 「紙のジャポニズム」久保修先生
  • 国立新美術館での日展2015年11月20日 国立新美術館での日展
  • 連載を・・・・2014年3月29日 連載を・・・・

サイト内検索

最近の投稿

  • 富山の黒部渓谷に行ってきました
  • 銀座教会での出来事
  • 香港は何と言っても食!
  • 我が家はもうクリスマスの飾り
  • 「人間・明石家さんま」
  • 1973年の映画「追憶」
  • 組閣のニュースばかりですが
  • 女性初の総理大臣高市早苗
  • 妙に年寄りのニュースに敏感です
  • 本当に戦争は終わったの?
  • 終わった!終わった~
  • こんなに人の不幸を嬉しかったことがあるでしょうか?
  • グレートトラスト計画って・・・
  • やっと冬(秋)支度が終わりました
  • この所毎日冬支度
  • 高市早苗総理!
  • NYの三浦良一さんの絵が届きました
  • 北海道へ行ってきました
  • 今、NHKで114歳の元女医さんを・・・
  • 総裁選ね、

アーカイブ

  • 2025年11月
  • 2025年10月
  • 2025年9月
  • 2025年8月
  • 2025年7月
  • 2025年6月
  • 2025年5月
  • 2025年4月
  • 2025年3月
  • 2024年11月
  • 2024年10月
  • 2024年9月
  • 2024年8月
  • 2024年7月
  • 2024年6月
  • 2024年5月
  • 2024年4月
  • 2024年3月
  • 2024年2月
  • 2024年1月
  • 2023年12月
  • 2023年11月
  • 2023年10月
  • 2023年9月
  • 2023年8月
  • 2023年7月
  • 2023年6月
  • 2023年5月
  • 2023年4月
  • 2023年3月
  • 2023年2月
  • 2023年1月
  • 2022年12月
  • 2022年11月
  • 2022年10月
  • 2022年9月
  • 2022年8月
  • 2022年7月
  • 2022年6月
  • 2022年5月
  • 2022年4月
  • 2022年3月
  • 2022年2月
  • 2022年1月
  • 2021年12月
  • 2021年11月
  • 2021年10月
  • 2021年9月
  • 2021年8月
  • 2021年7月
  • 2021年6月
  • 2021年5月
  • 2021年4月
  • 2021年3月
  • 2021年2月
  • 2021年1月
  • 2020年12月
  • 2020年11月
  • 2020年10月
  • 2020年9月
  • 2020年8月
  • 2020年7月
  • 2020年6月
  • 2020年5月
  • 2020年4月
  • 2020年3月
  • 2020年2月
  • 2020年1月
  • 2019年12月
  • 2019年11月
  • 2019年10月
  • 2019年9月
  • 2019年8月
  • 2019年7月
  • 2019年6月
  • 2019年5月
  • 2019年4月
  • 2019年3月
  • 2019年2月
  • 2019年1月
  • 2018年12月
  • 2018年11月
  • 2018年10月
  • 2018年9月
  • 2018年8月
  • 2018年7月
  • 2018年6月
  • 2018年5月
  • 2018年4月
  • 2018年3月
  • 2018年2月
  • 2018年1月
  • 2017年12月
  • 2017年11月
  • 2017年10月
  • 2017年9月
  • 2017年8月
  • 2017年7月
  • 2017年6月
  • 2017年5月
  • 2017年4月
  • 2017年3月
  • 2017年2月
  • 2017年1月
  • 2016年12月
  • 2016年11月
  • 2016年10月
  • 2016年9月
  • 2016年8月
  • 2016年7月
  • 2016年6月
  • 2016年5月
  • 2016年4月
  • 2016年3月
  • 2016年2月
  • 2016年1月
  • 2015年12月
  • 2015年11月
  • 2015年10月
  • 2015年9月
  • 2015年8月
  • 2015年7月
  • 2015年6月
  • 2015年5月
  • 2015年4月
  • 2015年3月
  • 2015年2月
  • 2015年1月
  • 2014年12月
  • 2014年11月
  • 2014年10月
  • 2014年9月
  • 2014年8月
  • 2014年7月
  • 2014年6月
  • 2014年5月
  • 2014年4月
  • 2014年3月
  • 2014年2月
  • 2014年1月
  • 2013年12月
  • 2013年11月
  • 2013年10月
  • 2013年9月
  • 2013年4月

メニュー

  • 大前伶子のニューヨーク(旧ブログ)
(c) 2013 - 2024 大前伶子 公式サイト