すっかり秋の気配。
大前伶子のWebサイトにようこそ!
銀座1丁目のパン屋
「CENTRE」高速道路の下にここ10か月ほど前に出来たパン屋です。
ここの食パンがめっぽう美味しいと評判で、少し甘めのパン2種類とイギリス・パンの3種類だけ。
菓子パンなどない。このパン並ばないと買えない。
朝早くから長蛇の列、しかし癪にさわるのですが、美味しい。
食パン1本買うのに小一時間も並んで買うなんて尋常ではありませんが!並んでしまいます。
私は2か月に一度歯のクリーニングに行くのでその時のみ買うために並びます。
というのは歯医者が終わってもデパートはまだ開いていない、時間つぶしに並んで買います。
買ったら買ったで、あぁ、しばらく美味しいパンが食べられると横浜の分も買うのです。
ここのパン2本買うとその後の行動がしにくくなります。とにかく2本の食パンは重いのです。
ただ、並んでいる時、店員がその並び方を良く注意するので私は一度
「パンごときでうるさいわよ」と言ったことがあります。
今日はつくばの彩花さんが上京してきたので、彼女とこのパン屋のレストランに入ってみました。
トースターで自分で焼いて、バターも3種、ジャムも6種、趣向をこらしたトーストを頂きました。
勿論サンドイッチもフレンチ・トーストもあるのですが、とても丁寧なパンをたべることが出来ます。
日曜日の朝なんてオシャレかも。誰とたべるかが問題ですが。
私には余り縁がない表彰式ですが、実は・・・・
かれこれ30年ほど前からの友達が今日優良警備員で表彰された。
彼から「恥ずかしながら今日大前さんの近所にある中央区の施設ブロッサムで表彰されるのだけど、
もし時間があったら見に来てください」と電話があった。
「午後から用事があるのだけど行きますよ」と、どんなものなのかも想像も付かぬ行事でした。
ましてや、警備員で表彰ってと思いながら行って見ました。
会場のブロッサムもほぼ満員の人、一般財団法人東京都警備員協会主催。
今日表彰された彼は大昔からの友達、このことを書いても叱られないだろう。
私、妹、母、娘も良く知っている友達、JH君(妹と同じ年齢)はかつて大手広告代理店に勤務していた。
気が優しくて、怖がりで、広告代理店なんて仕事大丈夫?というほど気が弱かった。
顔もハンサム、体は細い、いつも我が家のアイドル的男の人でした。
大手広告代理店を50歳でリストラされた。
それからが彼のいばらの道、奥さんと離婚しその後再婚した女性はすぐに体が弱く働けず、
先妻の娘が不良で呼び出し多数、再婚した女性の子供も問題児、買ったばかりの1軒やも手放すはめに。
まるで不幸の連鎖、そんな折彼は警備員という仕事を見つけてきた。決して卑下しているわけじゃないが、
事実だけを報告されていた。
私は彼の弱さを知っているので「あなたぁ、警備員って夜中に怖い人がきてもえいや~~とやるのよ」
と脅かしていました。
ところが、彼は警備員になって顔も体も締まってきて、精悍になってくるじゃないですか?
ある大学病院の警備員を10年、今じゃ30人の部下を統率して生き生きと働いています。
代理店の時のか弱さは何処へ?
その彼が今日表彰されたのです。私は無性に嬉しかった。
あんなに不幸のデパートのような人だったのに、今じゃどんな不幸も乗り越えて警備員まっしぐら。
生き生きと80歳までこの仕事をしたいので、と夜中中働いても一駅前から歩く。
こんなにステキに転職した人って私は見たことがありません。
人生、何が幸せか、決して大手広告代理店だけが人生ではありません。
表彰式の後、私は爽やかな気持ちで築地の「青空三代目」でお寿司をご馳走し祝いました。
期待していなかったアンケート
写真の化粧品「ヘレナ・ルビンシュタイン」のファンデーションとその下地クリームです。
もう数か月前にここ何年と定期購読しているファッション誌「Precious」のアンケートの商品です。
3ページにわたって書き込むアンケート、書きながらめんどくさいなぁ、と思いましたが、
せっかく書き始めたので完成させて郵便で送ったのです。
ま、こんなもの絶対にあたりゃしないとタカを喰っていました。
大前の番組BBTでよく彼の本をサイン入りでというのがありますが、あれは必ず当たるのを知っていますが、
まさか、40代を対象にしているプレシャスで実年齢を書く場所があるので、私は正直に書きましたよ。
30才も上の年齢だから、はねられてしまうのでは?と思いながら書いていました。
出したのも忘れていたのですが、先日段ボール箱が宅急便で送られてきました。
何だろう?と開けたら、この化粧品が出てきました。
その中に手紙が入っていて「あなたのアンケートで当選いたしました」とあるではないですか?
へぇ~~~当たる事あるんだぁ。それにしても上等そうな化粧品でしたので、
松屋に行って値段を調べてみました。(これ品がないです)
ファンデーションが10,000円、化粧下のクリームが12,000円
面倒がって書かなかったら0ですから、こんなアンケートにも応募してみるものですね。
こうなったら、ロトや宝くじも買った方がいいかなぁ、調子に乗って欲かいちゃいけないですが、
プレシャスという雑誌の読者がまさか70歳過ぎの人からのアンケートで珍しいから当たったのかなぁ。
50歳以上を対象にしている雑誌もありますが、ばーさん、ばーさん、しているのは本人だけで充分。
せっかく読むのならせめて40代を対象のプレシャスかミセスです。
昨今の郵便局
朝、近所の郵便局へ国際郵便を出にいきました。
なんということない、普通の郵便です。ところが、対応した中年の女性局員が
「年賀状の印刷はいかがですか?」と。
私は「そうねぇ、家の母が高齢で年を越せるか判らないから年賀状はどうしようか、迷っているのよ」
局員「それじゃぁ喪中の印刷は如何ですか」と飛躍してしまいました。
私「あのぉ、まだ死んでいないのよ」
局員「あそうでしたね、迷いますね」
私「私はあの喪中葉書が大っ嫌いなのよ、親戚でもないのに知らせることないじゃない、あの葉書が来ると不愉快なのよ」
局員「あのぉ~昨年喪中葉書が来た人に送るお線香があるのですよ、1000円分が線香でそれと郵送代」
なんと、何とベテランセールスマン顔負けの押しの強さ。
郵便局より保険の外交をした方が成績があがるのでは?
それにしても今の郵便局って凄い売り込み、脱帽。
クラス会とBBTの音楽会
私たちのクラス会は学校の同窓会館で毎年開かれています。
みんな同い年のせいか、我が年を実感する日でもあります。
学校の時と同じ始まりは礼拝からです。私たちの同級生は学園長と同窓会長を
排出している学年で、この会に来る人もほぼ毎年同じ方が多いです。
昨年急用で行かれなくなったので、私は2年ぶりです。
年のことばかりが話題になりますが、もうみなさん親を看取って、それぞれの連れ合いの番が
廻ってきています。
130人中欠席の方の葉書が回りますが、たいてい腰が痛いとか、昨年大病したとか、
捜真の坂が上がれなくなったとか、遠方に嫁に行って行きにくい等々。
一昔前は孫の運動会なんて理由で来られないというのが多かったが、
この年になるとその手の理由はなくなりました。
それでも同じ学び舎に学び礼拝を守った同級生と年に一度の再会は貴重な気持ちになりました。
上の2枚の写真は「第三回 BBT音楽会」の様子です。
昨年より数段レベルアップした音楽会でした。
横浜の捜真から牛込まで、大急ぎで移動しました。
BBTの卒業生、在校生の方々、中々芸達者なバイオリン、ギター、フルート、ピアノ、三味線、等。
圧巻は合唱「第九」(ベートーベン)
学業と仕事、その上合唱練習とさぞや大変なスケジュールであっただろうと推察します。
拍手喝采の出来で、満足なコンサートでした。
それにしても朝から夜まで一日出ていたらすっかりくたびれてしまいました。
前日軽井沢から帰ったばかりで、今日は何処へ行く気にもならず部屋でくたばっております。
紅葉
雲場池
今たけなわの紅葉です。道に落ちている落ち葉が雨にぬれると滑って危ないが、
5日間ほぼお天気にも恵まれて、いい紅葉狩りができました。
私は明日クラス会だから体重に気をつけていたのですが、妹と過ごすと過食になりがち。
彼女は朝ご飯を食べるとすぐにお昼何食べる?というのです。
彼女は食べることしか頭にないのでは?というほど食にこだわる。
私は普段一人で生活しているので、カロリーの増減も調整しているのですが、
48キロを超えると次の日から気をつけて、増えないようにしているのに・・・
というのは少しでも体重が増えると自分自身で体が重いなぁと感じるのです。
天高く馬肥ゆる秋・・・これが怖いのです。
1回だけ星野温泉に行ってきました。この温泉は近所の銭湯と同じ値段、とてもお得感があります。
500円(軽井沢の住民証あり)本当に極楽です。
それにしても軽井沢に止まる新幹線が少なくなったこと!1時間に1本ほど。
石川県まで新幹線が延長されて、早さ競争しているやに思いますが、私たちは
とても不便になりました。
軽井沢の気温は信じられないほど寒かった。
今週1週間軽井沢
紅葉がキレイだと、母を連れて明日から軽井沢へ行ってきます。
確か昨年「今年が見納めかもね」と言いながら帰って来たのですが、
まだ無事でもしかしたら、という恐怖感で「母に紅葉を見せてあげたい」
母も軽井沢は好きなので、妹に言わせると24時間中20時間寝てるわよとのことですが、
ほんの少しでも見せてあげたい。
紅葉の写真がどれだけ上手に撮れるか・・・帰京してからブログを更新いたします。
今日の土曜日は自由でした
いつも土曜日は白楽通いをしているので、ぽっかり空くと身の処し方に困ります。
というのも明日から母と妹と3人で紅葉が綺麗な軽井沢へ1週間ほど行こうと決めました。
従って今日の土曜日はお休みをいただきました。
近所のお風呂屋さんも土曜日は定休日さて、何をしようか・・・・
舞浜のスーパー銭湯「ユラシア」へ行くことに。
1人でいったので、自由に時間がとれるので、アカスリをお願いしました。
韓国人のおばさんが実に上手い、毎日のようにお風呂屋に行っているので、綺麗!だと思うのですが、
ここはプロにお願いして20分、上向きから初めて「よく垢がでるわよ」と言いながら
左足のところで、手を止めて、20分3000円だと足までいかないわよ・・・
え!それって足と背中はどうなるの?「あと1700円追加すると全身なのよ~~~」
そんなぁ、中途半端にアカスリされても気持ち悪いじゃない、仕方ないから追加でお願いしたのでしたが、
韓国のおばさん、営業上手よ。ニンニクの匂いプンプンさせて、それはそれは気持ちよかったです。
終わってから、どんなアカスリつかっているの?と手袋を見せてもらったら、
「あのねぇ、どんな道具を使ったってわたしゃ20年もアカスリ一筋なんだからぁ」と
道具じゃない、技術じゃとのこと。へい、良くわかりました、営業も技術もプロでした。
沈まぬ太陽…BS朝日
ナショナルフラッグのJALを舞台に御巣鷹山の大事故を取り上げた山崎豊子さんの大作。
本も読み、映画も封切りでみましたが、今日偶然にBS朝日で放映しているのを再び観ました。
民放は広告が多いのが玉にきずですが、それでもこんな大作を家にいて観られるって有り難い。
先日、田原総一郎さんの講演で彼が語っていましたが、今にいたるまでJALとANNとサービスの違いは
何時までもなおらない、って。
たった背広の上着を預かってくれとお願いしたのに「当社ではお客様のうえのトランクに仕舞ってください」と。
ANNは気持ちよくハンガーを持ってきてくれて、預かってくれるのに・・・
とJALとANNの違いを語っていました。
ナショナルフラッグとしてお高く留まっているやに思うのですが、
私はよく上海に行くのに、行はANN、帰りはJALに乗ることがあるのですが、
サービスの違いは顕著です。
JALのフライトアテンダントは微笑みを練習するのにお箸を歯で噛んで口角を上げる練習をするらしい。
そういえば、心から微笑んでいるのではなく、練習に練習を重ねているのが不自然にかんじるのです。
今日の沈まぬ太陽を観ても、JALは政府丸抱えの状態が良くわかります。
山崎豊子さんの検視眼の鋭さは、さすがです。
あの物語にも出てきますが、当時JALはNYのセントラル・パーク・サウスにJALのホテルがありました。
ああやって不正をして買ったホテルだったのですね。
エセックスホテルはNYでもお値段が高いホテルでした。私もNYに来る上等のお客様が何度かお泊りになり、
お迎えに行ったのですが、凄くゴージャスなホテルでした。
昭和の最後ごろ、平成元年頃の話です。というのも昭和天皇の崩御のニュースを
エセックス・ホテルの朝食を頂いている時の新聞で知りました。
あのホテルがJALの根幹を揺るがす原因の一つでもあり、
勿論御巣鷹山の墜落が大きな事件ではありましたが、あのころのJALの経営は政府と運輸省と
JAL幹部のずぶずぶのトライアングルでしたのね。
頑張っていた社員は可哀そう。
この映画に出演の俳優陣も何人か亡くなった方がいて、みなさん、それぞれに良い俳優だったのだなぁ。