上の写真は王さんの事務所近くにある静安寺が経営している菜食のレストランです。
さすが菜食、一切肉を使っていない。物足りなさはありましたが、いかにも体に良いという気分になります。
しかもバイキング形式なので書いてある材料を吟味して頂きましたが美味しいというより、
胃に優しい、その上黄色、紫、濃紺の袈裟を着たお坊さんがそこかしこにいて何だか神々しいレストランでした。
上海滞在 5日目1時のJALで帰国するので、王さんの運転手さんが虹橋空港まで送って下さいました。
晴天でのフライトは窓から外を眺めているだけで楽しい。
上海を飛び立つと数分で問題の東シナ海に出る。
ぼーっと外を見ていたら「海は広いな大きいな」・・・それなのに日本を刺激して
近海に珊瑚を取りにくる中国漁船がというニュース、何処にいるのか大海原では
見ることができませんでした。
長崎あたりから日本を縦断して飛行機は羽田へ向けて飛び続けていました。
あと30分で羽田に到着するというアナウンスがあったあたりで左側に富士山がずっと見えていました。
この風景を見ていると小学唱歌富士山の歌詞が思い出されました。
「頭を雲の上に出し、四方の山を見おろして、雷様を下にして、富士は日本一の山、
青空高くそびえたち、体に雲の着物着て,かすみの裾を遠く引く、富士は日本一の山」
飛行機にも乗ったことのない頃の歌詞?ですよね。
昔の歌詞は本当に素晴らしい!富士山が噴火したらどうしましょう。
そんなことがないように祈りながら夕日が沈む真赤な太陽と富士山、作り上げた景色ではない、
本物の景色に見とれていました。
まさしくこの歌がぴったりの富士山をしっかり脳裏に留めて羽田空港に着陸しました。