ランチは不動産関係が長いNY在住の方とご一緒しました。
日本人以上に日本の行く末を心配していらして、あれだけ日本人が多かったNYもこのところめっきり減ってきたそうだ。これはひとえにアメリカ人で出来ることはアメリカ人に職を与えよ、との政府の政策だと思う。ひと昔前は何処を見ても日本人の駐在員らしき人が歩いていましたが、今はほどんど会いません。日本円が1ドル80円になった頃はうじゃうじゃいましたが、日本食屋を見ても西洋人がお箸を使って焼き魚など食べている。
もう一人の方はNYで美容院を数軒経営していますが、日本人のお客様を相手にしていないらしい。昔みたいに商社の駐在員やメーカーの駐在員の奥様などで賑わっていたのが、今じゃアメリカ人の客が多いらしい。最もアメリカ人は手先の仕事は雑だから、日本人が好まれていました。昔NYの美容院でパーマをかけた時のあの恐ろしさは忘れられない。ロットを客取らせる(カールを巻くとき薄い紙を客に持たせる)お願いしていた以上にくるくるに(つまり強い)なる迄ほっておかれてみるも無残な出来になって以来怖くて行かれない。その上最初の女性、次のパーマをかける女性、髪を洗う女性の度にチップが必要で、もうメンドクサイ。その上出来上がりはアパートのドアマンが驚くほどひどい出来、それ以来行っていない。ファッション誌などの美容師とは数段落ちるから。
今回面白いから一度行って金髪に染めてこようかな、なんて思っています。