もう、新型ウイルスの話ばかりでテレビをつけるのも嫌だなぁ、と思いながらBSを何気につけたら
2002年制作の「戦場のピアニスト」が上映されていた。
当時見た記憶があるか「海の上のピアニスト」と混同していましたが、昨夜BSで観た「戦場のピアニスト」は
もっとシリアスで恐ろしい映画でした。2002年たくさんの賞を取った映画で
1939年から終戦までを描いて、ホロコーストを生き抜いた実在のピアニストの話で、ショパンの故郷ユダヤ系ポーランド人
を誇りに戦場で生き抜いたシュピルマンという実在の人物だったらしい。
3時間の長い映画、ドイツ軍がユダヤ人やポーランド人を苛め抜く姿は観るのは辛かったが、日本軍だって戦時中は同じようなことを
していたのですよね。映画を見ながら早く終戦にならないかとハラハラしながら観ていましたが、
私も弟も第二次世界大戦の最後頃を記憶の中に持っていますもの。
山口県の富田というところでの疎開生活も母の語りで覚えているし、二度と戦争はしてはいけないと
昨日の映画を観て、なおさらそう思いました。