白井佳夫さんの映画評は普段厳しい点数ですが、今回この「洗骨」は何と90点がついていた。
昔からの友達・風間健さん(芸名)の息子さんが準主役で出演されているので、題名がなんだかおどろ、おどろしい
が、映画評もいいし、誰を誘っても行く人はいないだろうと私一人で行ってきました。
一口に言って「とてもきついけど凄くいい映画でした」
人間ドラマ、沖縄のさらにその一つの島に残る風習を描いて見せた、風土密着型のドラマでした。
監督、脚本はお笑いコンビ「ガレッジセール」のゴリこと照屋年之。
沖縄の海や空や大地の生命力を背景とした、人間生命力の限りが描かれていて、感動の一作でした。
出演者も奥田瑛二さん、知り合いの息子さん筒井道隆、それ以外の人は初めて見た方でしたが、
みんな凄い演技派、地味だが素晴らしい映画に出会ったなぁ、素朴な、それでいて強烈な印象を
持った稀にみる日本映画バンザイ!